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フラットバーロード

スーパーSLRブレーキよ、さようなら【ロードバイクのフラットバー化Part34】

投稿日:2020年9月8日 更新日:

シマノの旧型ブレーキは完全に終了の模様です

ブログ読者の方からのコメントで知ったのですが、初代10速コンポ以前で使用されていた旧型ブレーキ比(スーパーSLR)の製品は、どうやら完全にカタログ落ちのようです。

最近までフラットバー向けの旧型ブレーキレバー「BL-R550」は入手できていたのですが、アマゾンも楽天も品切れになり、今入手する方法は店頭に残っている流通在庫だけになってしまったようです。

シマノのロード用ブレーキは10速の二世代目からNEWスーパーSLRという規格に切り替わり、ワイヤー比が変更になりました(最新のSLR-EVもこのワイヤー比です)

一応現行のブレーキレバーと旧型のブレーキキャリパーの組み合わせは「B互換」ということで使用可能とシマノからはアナウンスされておりますが、現実にはかなり効きにくくなって使いにくいとのことです(この辺についての記事はこちらを参照下さい)

旧型の修理や改造はどうする?

旧型ブレーキを採用している古い自転車を修理再生してまた使ってやろうと考えたとき、古い規格のパーツの入手は大きな課題になります。

この場合ブレーキキャリパーまで買い換えて新型で揃えてやるのが一番確実ですが、余計な出費がかさんでしまうのはあまり好ましくありません。

と言いつつ、実はシマノの旧型ブレーキ(スーパーSLR)というのは昔ながらのカンチ/キャリパーブレーキ用ワイヤー比の製品ですので、他社製品と組み合わせて使用することが可能です。

現行の「NEWスーパーSLR」がシマノの独自の規格なのだという認識をしておけばOKです。

カンパニョーロやスラムのブレーキレバーだって旧型のスーパーSLRと同じワイヤー比ですからね。シマノだけが独自に突っ走っているのです。

ちなみに現行のシマノのフラットバーロード向けブレーキレバーを見ると「カンチブレーキ対応」と書かれていたりしますが、シマノ製のカンチブレーキは既に「NEWスーパーSLR」タイプに切り替わっています。

カンチ対応と書かれているからといって、現行のシマノ製ブレーキレバーを旧型のカンチブレーキや他社のカンチブレーキと組み合わせてはいけません!!

ただでさえ効きにくいカンチブレーキでB互換の組み合わせなんかしたら本当に危険なことになりかねません!

このことはシマノさんももっとアピールしておくべきじゃないかと思うのですが……

他社にも良い物はあります

旧車の再生でもパーツはシマノならシマノで揃えたいという気持ちは分かりますが、効きにくくなると分かっている組み合わせをする必要もありません。

特にブレーキは命に関わるパーツですからね。

ここは素直に他社のカンチ/キャリパーブレーキ用レバーを選択するべきでしょう(ブレーキ本体までまとめて交換する予算があるのでしたらそちらをオススメしますが…)

しかしカンチブレーキももはや古い規格です。対応製品も今ではだいぶ少なくなりました。結局テクトロかダイアコンペあたりの製品に落ち着いてしまうと思います。

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この辺が無難なところなんじゃないでしょうか。

それにしてもこの辺の規格の移り変わりは大変ややこしいですね。新商品に切り替えてドンドン売っていこうというのは商売としては理解できますが、くれぐれも安全を置き去りにはしてほしくないものだと思います。







-フラットバーロード

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