チーズのようなもの?
NHKあさイチ(2019年1月24日放送分)でチッコカタメターノという酪農家の間で作られているという料理を紹介していました。
本来は出産後2~3日の母牛が出す濃い牛乳を使って作る物だそうなのですが、当然我々にはそんなものは手に入りませんので、番組では普通の牛乳で作るやり方を紹介していました。
極めて簡単な調理手順でしたので、実際にやってみました。
牛の乳(チッコ)を固めるのです・・・
低脂肪牛乳や無脂肪牛乳では風味が出ないそうですので、500mlの無調整牛乳を買ってきました。タンパク質を固めて作るチーズのような食べ物ですので、できるだけ濃いめの牛乳が良さそうです。
番組でのレシピは1リットルの分量の牛乳の場合で紹介していましたが、いきなりたくさん作って失敗しても嫌なので、私は500mlで挑戦する事にしました。
番組で紹介していたレシピは、しっかり固めるやり方とフワフワに仕上げるやり方の2種類ありましたが、私はしっかり固めるやり方でやってみます。
強火で牛乳を加熱して、沸騰直前に酢を入れるだけです。
酢を入れて混ぜてあげると、固形物がドンドン吹き上がってきます。
ザルに空けて水分を切りました。500mlあった牛乳の水分のほとんどがここで分離してしまいました(この水分の利用法については番組では何も言ってませんでしたが、いわゆる「乳清」ですので栄養もたっぷりあります。これはこれで活用しましょう)
(追記)
あまった乳清はゼリーに仕立てました。うちはゼラチンと砂糖はたくさんあるのですぐ作れるのです。
というわけで、出来ました
お皿に移すときにちょっと崩れてしまいましたが、まあ問題ないでしょう。
そのまま食べてみた感じでは薄味のチーズという感じです。イメージとして一番近いのはカッテージチーズですね・・・と言うか、
これやってることはカッテージチーズの作り方とほぼ同じ!!
番組ももったいぶらずにカッテージチーズと言ってしまえばいいのにー(苦笑)
一応、番組で紹介していた「七味と醤油をかける」食べ方もやってみました。
いいですね全然イケます。これならお酒にも合うと思います。
カッテージチーズの栄養価
カッテージチーズは割と普段から食べてます。というのは、脂質が低くタンパク質が多い食物のため「マクロ管理法」では定番の食べ物だからです。
ダイエットや筋トレをする人間にとっては栄養価的に大変便利な食品なのです。私も以前「最強の食べ方」という本で取り上げているのを読んでから日常的に食べるようになりました。
製品として売っているカッテージチーズに比べると自作はかなりコストパフォーマンスも良いですし、このくらいお手軽に自宅で作れるなら日常的に作っても良いかもしれません。