お好み焼きはキャベツが命
NHKあさイチ(2019年7月1日放送分)では「キャベツが主役!我が家のお好み焼きがプロ級に!」というタイトルで、お好み焼きの上手な焼き方などを紹介していました。
その中で相撲部屋の高田川部屋にて作られているというお好み焼きが紹介されていました。こちらの親方は広島出身ということで毎朝の食事の際にお通し的にお好み焼きが食べられているそうなのですが、興味深かったのは、このお好み焼きが小麦粉を使わずに作られているということ。
小麦アレルギーの人も安心でしょうし、グルテンフリーの観点から小麦を避けている人にも有効な作り方のように思います。
レシピも紹介されていましたので、夕食に試してみました。
生地は山芋
番組のレシピを参考に材料を用意します。といっても特に変わった物はありません。
私が使ったのは以下の通り。大きさにもよりますが、これで4枚程度は焼ける分量です。半分は冷凍して明日に回す予定。
- キャベツ 100g
- もやし 50g
- イカとむきエビ(冷凍) 50g
- 豚こま切れ 50g
- 山芋 300g
- 豆腐 2分の1丁
- 紅ショウガ 少々
- 濃縮だし 適量
- 卵 生地に混ぜるのに1個、溶き卵用に適量
- 粉チーズ 適量
- かつお節適量
元のレシピにあったニラと天かすは省略しました。芋も元のレシピでは山芋と長芋の2種類を混ぜていましたが面倒なので1種類で済ませました。
キャベツは番組だと部位によって刻み方を変えていたのですが、面倒なのでその辺は適当に。
冷凍で済ませてしまったイカとむきエビは一口サイズに切り、豚肉も一口大に切ってあらかじめ炒めておきます。
フードプロセッサーがあれば良かったのですがうちにはありませんので、山芋は手で摺り下ろしました。結構面倒です。最近はパックされた冷凍とろろいもなんて物も売っているそうですので、そういう物を使ってしまえば楽でしたね。
キャベツ・もやし・上で炒めた具材・卵・紅ショウガをボールにあけ、とろろいも・豆腐・濃縮だしを加えて混ぜれば生地は出来上がり、後は焼くだけです。
レシピだと200度のホットプレートで片面5分ずつとのことでしたが、私はステンレスのフライパンでやってしまいます。
問題は仕上げに薄く広げた溶き卵の上に乗せて20秒焼くという部分。
場所がないのでフライパン2丁でやります。鉄フライパンの方に薄く卵を流し、卵の上に粉チーズを振ってからお好み焼きを移動しました。
20秒焼いたあとは皿に移し、ソースとマヨネーズとかつお節を振って出来上がりです(しかしこれを4枚繰り返すのは面倒でした…)
生地がイモですので多少モッサリした味になるかもと思っていたのですが、思った以上にちゃんとお好み焼きの味でした、美味しいです。具の方も海老やイカを入れるとやっぱりイイ味になりますねー。豚肉がイマイチ存在感を失っていましたので、もう少し多めに入れても良かったかも。
小麦粉で作った物と比べると、イモを使っている分カロリーが抑えられますので大分ヘルシーなはずです。実際食べた印象としてあまり胃袋に重たくありません。
また小麦の場合焼き損じると粉っぽくなりますが、当然ながらそれもありません。ただイモの場合、焼きが甘いととろろの食感が残って口の中にネバネバ感が出てしまいますね(苦笑)
あわてずに、火はシッカリ通しましょう…