麺のようにネギをすすれる「ねぎまのお椀」
今日はNHKあさイチ(2019年12月3日放送分)「トロあま!旬の長ねぎ」で紹介していた、「ねぎまのお椀」を作ってみました。
ネギ一本をまるまる使い、長ねぎの甘みと食感を楽しめるレシピとのこと。長細く切った長ねぎを麺のようにすすれるのも特徴だそうです。
番組内では具にマグロの刺身を使っていたのですが、紹介して下さった野永喜三夫さん(日本料理店店主)によると、豚バラ肉で作るのもオススメ!と繰り返しておられましたので、私はそれに従って豚バラ肉でやってみました(本当は丁度豚バラ肉が余っていたからというだけですが(苦笑))
材料と手順
材料(2人分)
- 豚バラ肉 150g~200g
※元のレシピだと刺身用マグロの切り身6切れでしたが、ブリやサーモンを使っても美味しく出来るそうです。 - 塩 3g
- 和風の顆粒だし 3g
※私は定番のいりこだしを使いました - 濃い口醤油 小さじ1
- みりん 大さじ1
- 水 900ml
- 長ねぎ 1本
手順
※あらかじめ豚バラ肉は湯通しして余分な脂と臭みを抜いておきました
- 長ねぎを白い部分と青い部分に切り分け、包丁で半分にしてから斜めに細切りにしていく
※斜めに長く切っていくのがポイントだそうです
- 水と調味料を鍋で沸かし、豚肉を入れて煮る(マグロを使う場合も手順は同じです)
※今回は既に湯通しをしてますので軽く茹でるだけで済ませました
- 次にネギの白い部分だけを入れて1分茹で、次に緑の部分を入れて30秒茹でたら完成です
※加熱は短時間にするのがポイントだそうなのですが、青い部分は火の通りが不十分だと辛みが残ってしまうので、30秒したところで味見をして甘みが出ているか確認して下さいとのことです
出来ました
麺のように食べられるとのことでしたので、ラーメンどんぶりに盛り付けました。
ネギがどっさりなのですが、確かにこれはスルスルと食べられます。すぐに食べきってしまいましたよ。ネギは本当に短時間しか茹でていませんが十分な甘みが出ていますし、シャキシャキした食感も残っていて大変箸が進みます。
肉についても湯通ししておいたおかげで余分な脂もなく、スープが凄くあっさりした上品な味になりました。塩加減も丁度良いです。なるほど豚バラ肉が合うとおっしゃっていたのも納得です。
調理手順は恐ろしく簡単なんですが、これは美味しいです。なによりとっても暖まります。冬にはもってこいのスープだと思いますよ。