陽気が暖かいせいか今日は何だか洋菓子を食べたい気分だったので、NHKあさイチ（2021年2月12日放送分）「プレミアムトーク 平瀬祥子」にて紹介していた、「フィナンシェ」を実際に作ってみました。
平瀬さんは有名な女性パティシエさんだそうなのですが、その平瀬さんによる家庭でも簡単に作れるフィナンシェとのこと。
まあ簡単といってもそれなりに難しい箇所もありましたが、なかなか美味しいフィナンシェが作れましたよ。
材料と手順
材料（17個分）
放送を見たあとで番組ホームページを見たら17個分の分量だったそうです。ちょっと多い気もしましたが、焼き菓子は日持ちしますのでそのままの分量で作ることにしました。
- 有塩バター 150g
- 卵白 150g（だいたい4～5個分の卵白です）
- グラニュー糖 150g
- 薄力粉 52g
- アーモンドパウダー 52g
- コーンスターチ 7.5g
- ベーキングパウダー 3g
バターは無塩ではなく有塩にした方が、キャラメルのような味わいが出て美味しいそうです。アーモンドパウダーを結構使いますね～
調理手順
- 溶かしたバターを鍋で焦がしバターにします
録画を見直して、平瀬さんの作業で気付いた点を真似しました
①火は結構強火（カセットコンロを使っていたからかも）
②混ぜる手は絶対止めない（ひたすらシャカシャカと泡立て器で回してました）
③泡が立ち始めたら焦げ始める合図
④きつね色になったらすぐに鍋を氷水等に浸けるなどして冷ます（でないと焦げが進んでしまう、しまった） - 常温にしておいた卵白にグラニュー糖を入れてよく混ぜる
ここは混ぜるだけなので簡単でした。しかし砂糖が多いですね。 - 粉を全部合わせてふるいにかけ、そこに砂糖入り卵白を2～3回に分けて入れ、良くかき混ぜる
粉の方に卵白を加えていく方がダマになりにくいそうです - 焦がしバターを2～3回に分けて加えてよく混ぜます
- 型に入れて180度のオーブンで12分ほど焼き、焦げ色が付いたら出来上がりです
番組では金属の型を使ってましたが、そんなもの持ってませんので100円ショップで買ってきたマドレーヌ用のアルミ型を使いました。
1個あたり30g程度を入れるとのことだったのですが、少し多く入れ過ぎたようで、17個ではなく12個になってしまいました（苦笑）
うちの小さなオーブンでは1度に全部焼けなかったので、2回に分けて焼きました。
出来ました
まずこちらが最初に焼いた8個です。うちのオーブンでは180度12分では焦げ色が付かず、結局20分ほど焼いてこんな感じになりました。
番組で平瀬さんは、家庭用オーブンだと200度くらいの方がいいかもしれないとおっしゃっていましたので、次は200度でやってみたところ……
今度は15分ほどでこんな感じになりました。
180度でやったときより膨らみ方が大きい感じですが、あまり大きな差ではありません。
比較です。左が180度20分、右が200度15分です。180度の方はもう少し焼いた方が良かったかな？
焼き上がってもすぐに型から取らず、少しおいてからの方が上側サクサク、下側シットリになるとのことでしたのでその通りにしてみたところ、おっしゃるとおりの食感になりました。味の方は200度で焼いた方がやや生地の弾力がしっかりしていた気もしますが、ほとんど差は無かったですね。
番組では大吉さん華丸さんが絶賛していたのですが、なるほど良く分かります。確かにオイシイ！！
とはいえバターと砂糖の塊みたいなお菓子ですから食べ過ぎるとヤバイです。でもついついもう一個と手を伸ばしてしまいます、やべぇ（苦笑）
手作りのフィナンシェは3～5日程度は持つとのことなので一度に食べなければ良いのですが、日が経てばどうしても味は落ちます。焼きたてを食べられるのが手作りのいいところですから、やはりそこを味わいたいところですよねぇ。
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