プロテインゼリーにはあまり頼れない?
最近種類が増えているプロテインゼリーやプロテイン飲料ですが、中には値段の割に大した量のプロテインが含まれていない製品もあってガッカリさせられることもあります。
とはいえお手軽に買えてお手軽に摂取出来るメリットはありますので、良い製品を選んで活用していきたいものです。
そこで代表的な商品をいくつか取り上げて、比較をしてみたいと思います。
inゼリープロテイン(旧、ウィダーinゼリープロテイン)
以前は「ウィダー」ブランドで販売されていましたが、現在はウィダー社との提携が解消されたためにinゼリーという名前で販売されています。
ゼリー飲料の草分け的存在ですので、この手の製品といえばまずこのシリーズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
プロテイン補給用で販売されている物は上記の商品ですが 、5000という数字が大きくかかれています。タンパク質が沢山入っているように思えますが、5000mgすなわちたったの5gにすぎません。
脂質が0というメリットはあるにしても、タンパク質の量だけ見るとゆで卵1個にすら及びませんので、全く物足りませんね。
このシリーズからはinゼリープロテイン10000という製品も販売されています。
その名の通りタンパク質は10gに増量されています。ただし価格もパワーアップしますので、コストパフォーマンス的にはあまり良くありません。
同様の製品ではザバスからもザバスプロテインゼリーという製品が出ていますが、こちらもタンパク質は5.5gほど、やはりイマイチと言わざるをえません。
ザバスミルクプロテイン
一方、最近ザバスからはこのような製品も現れました。
ザバスミルクプロテインです。 サイズは200mlの紙パックと430mlのプラスティックボトルがあるのですが、どちらも1本あたりのタンパク質は15gとのことです。
むむむ、量が倍以上違うのにタンパク質の量は同じというのはちょっと解せませんね。
パッケージ的に中身は同じような気がしてしまいますが、中身が同じで量が倍になったのであればタンパク質の量も倍になるはずです。
ですがどちらもタンパク質の量は同じです。となれば、紙パック版の中身はプラボトル版の中身よりもだいぶ濃いはずです。そうでなければ成分表記が嘘になってしまいますからね。
そこで同じ味の商品を比較して見ることにしました。同じ味でなければ正しい比較が出来ませんから、両方ともココア味です。
見た感じやコップに注ぐときの流れ具合はどちらも大差ありませんでした。見た目ではプラスティックボトル版の方がやや色が濃いようです。
早速飲んでみると…おおっ!確かにこれは違う!
大変似たような味なので、それぞれを別個に飲んでいたら多分気付かないと思いますが、両者を飲み比べてみるとハッキリ分かります。紙パック版の方が明らかに味が濃いです!!
いや当然そうでなければいけないのですが、正直ちょっと疑ってました。メーカーはちゃんと中身を変えていましたよ!!疑ってごめんなさい!
うちの近所では紙パック版が一本140円、プラスティックボトル版が一本160円で売られていました。
と言うわけで、今日取り上げた商品の中ではザバスミルクプロテインの紙パック版がタンパク質の量的にもコストパフォーマンス的にもベストということになりました。
この商品はコンビニなら大体置いていますので、活用しやすそうです。
ところで
薬局を覗いていたら、こんな商品も見つけました。
マツモトキヨシのプライベートブランド商品のゼリーだそうなのですが、なんとタンパク質の量は20gあるそうです。この手のゼリー飲料としては最多の商品なんじゃないですかね。
買ってきてあるので、これについては後日レポートいたします。