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フラットバーロード

タイヤ幅とリム幅の話【ロードバイクのフラットバー化Part28】

投稿日:2018年12月16日 更新日:

良いタイヤを選ぼう

近年、レースにおいても太めの25Cタイヤが主流になってきたおかげで、自転車店の棚に並ぶ25Cタイヤの種類や数が爆発的に増えました。何年か前なんて殆ど店頭にはなかったですからね。

ただ選択肢が増えるというのは良い事である反面、どれを買ったらいいのか迷ってしまうという欠点も生じてしまいます。気になるタイヤを片っ端に試せるなら一番良いのですが、そんな事をしていたらお金がいくらあっても足りません。

今回はそのあたりの判断の参考になりそうな情報をまとめてみます(もちろん記事の趣旨としてフラットバーロード基準にはなりますが・・・)

街乗りはやっぱり太め・・・?

フラットバーロードに乗るような場合というのは、やはりレースからはちょっと離れて街乗りで使用するというシーンというのが多くなるかと思います。

となるとやはり少し太めのタイヤを選んだ方が利点が大きくなるでしょう。

エアボリュームが増えることで乗り心地が良くなり、接地面が増える事でグリップも安定します。町中の段差やマンホールといった路面状況を考えるとメリットは大きいです。反面タイヤの重量は増えますので、加速の軽快さや挙動のクイックさで23Cの細いタイヤに比べてやや劣ってしまうのは致し方ないでしょう。

要は重量と安定性のバランスでどのあたりに妥協点を決めるかなのですが、最近の25cタイヤは重量的にも23Cに匹敵する物が出てきており、23Cとの間に殆ど差がなくなってきました。なら25C選んでおけば問題ないだろうという考えは一つの正解だと思います。

一方でフラットハンドルにしたことでハンドルの操作性が良くなっていますから、段差での抜重もやりやすいはずです。23Cタイヤでも十分に町中の段差に対応して走り回れるとも考えられます。

まあ、私などは町中中心といいつつ未だにヒルクライムレースくらいは出場しますので、やっぱり23Cの方を選んでしまいます。

とりあえず鉄板タイヤのコンチネンタルGP4000でも選んでおけばまず間違いないとも思うわけです。

リム幅に注意

しかしここでまず注意しておかなければならない点が一つ。リム幅です。

古いロードをフラットバーロード化している場合、使っているホイールは昔ながらのナローリム(リム幅15mm)である可能性が高いでしょう。一方で最近のロードの主流はワイドリム(リム幅17mm)です。こちらは最初から25Cタイヤが付いているはずです。

無理に付けて付けられない事はありませんが、リム幅と取り付け可能なタイヤには制限があります。一応、このくらいの範囲が適正と言われています(諸説あり)

  • リム幅15 → 23C~30C
  • リム幅17   →   25C~35C

17のリムに23Cタイヤを取り付けている方もいらっしゃるようですが、やはりオススメはしかねます。幅広のリムに細いタイヤをつけるということはタイヤが横に引っ張られるということですので、タイヤが外れやすくなる可能性が考えられます。逆ならいいんですけどね。

また、最近の25Cタイヤは17のリムに取り付ける事を前提に設計されているため、これを15のリムに取り付けても空気抵抗や転がり抵抗において本来の性能は発揮できないという意見もあります。まあ実感しにくい要素ですのでこれらの効果には若干疑問もありますが、タイヤが太くなることるよるエアボリュームやグリップの利点はあるかと思います。

またちょっと疑問な点として、ホイールメーカー各社がワイドリム化を進めてナローリムホイールが激減している中で、なぜかシマノホイールは23Cへの対応を正式に公表し続けています。

もちろんメーカーによってリムの寸法や形状が微妙に違ったりしますので、シマノは対応できる設計にしているのでしょうが、従来から規格の切り替えには積極的なはずのシマノがこの流れに乗っていないのはちょっと不思議に感じます。

(長くなったのでタイヤの話は次回に続きます)

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