パン食はお手軽
私は基本的に朝食はパン食を長く続けていました。子供の頃から親が出してくる朝食がこれでしたので、何の疑問もなく長年続けていました。
10年くらい昔に「1日2食健康法」にハマって朝食を抜いていた時期はありますが、その頃を別とすればずっとトーストに馴染んでいます。朝食に和食をとるのは旅館の朝食を食べるときぐらいでした。
ただ近年はパン食の弊害も色々と言われるようになりました。
「グルテンフリー」という言葉で検索するとそのような話がたくさん出てきます。パンはグルテンを多く含む食品の代表ですからね。それにグルテンはアレルギーに悪影響を与えるという研究もあります。グルテンが花粉症の一因になっている可能性も大いにあるのです。
時間のない朝のお手軽な食事
朝の忙しい時間にはトーストを焼いてジャムやバターを塗るだけというのはお手軽で助かります。和食だとご飯を炊いて味噌汁を作ってと、どうしても手間がかかってしまいますからね。まあご飯は前日に仕掛けてタイマーで炊いておけばよいとしても、お手軽さではどうしてもパンの方に軍配が上がります。
そんな中で最近始めたのが「朝粥」です。
ただしお米は使いません。使うのはオートミールです。
オートミールというと子供の頃に食べさせられたものは大変不味かったですね。牛乳でぐちゃぐちゃになった物を食べた記憶がありますが、アレをまた食べたいとは思いません。
最近はオートミールの食べ方もだいぶ皆さん工夫されているようで、甘くするのではなく出汁やお茶漬け海苔を使ったお粥の状態にするのが主流になっています。日本人の口にはその方が断然合うのです。
オートミールも厳密にはグルテンフリーとは言い切れない部分もあるのですが、パンやパスタに比べると圧倒的にグルテンフリーです(オートミールの原料のオーツ麦はグルテンフリー食材ですが、工場で他の小麦粉成分が混入してしまう事があるのです)
食物繊維も豊富ですから、便通の改善も期待出来ます。
調理の必要は殆どないのです
私の基本的なオートミールの食べ方ですが、まず耐熱容器に大さじ3杯程度のオートミールを入れ、お茶づけ海苔を一袋、さらにタンパク質補給と膝痛改善のために粉ゼラチンを小さじ2杯程度入れます。
ここに熱湯を注いで、2~3分程度待ってオートミールがふやけたところを頂いています。待ち時間が惜しいときは、お湯を注いだ後に耐熱容器ごと電子レンジで1分程度加熱して一気にふやかしてしまうときもあります。
お茶づけ海苔が一番基本ですが、塩気のあるインスタントスープ系ならだいたい合いますので、松茸のお吸い物やコンソメのカップスープなども時々使ったりします。濃縮だし等を使って自分で味を調整しても良いのです。
そして何より安い!
以前は普通のスーパーでこの商品を買っていたのですが、
アマゾンを見るともっとお得な商品があります
4.52kg!!!!!(笑)
食べきるのにどれだけ日数がかかるんだ!!!
でもこれよりもさらにお得な商品があります。近所に「業務スーパー」がある場合限定ではありますが、ラトビア産オートミールが500g100円ほどで売られています。やや粒が大きいオートミールで、お湯だけだとなかなかふやけてくれないのですが、逆に歯ごたえがあってこれはこれで悪くはありません。
業務スーパーは他にもカナダ産やチェコ産のオートミールを扱っています。どれもリーズナブルな値段の商品ですが、チェコ産はだいぶ固めの粒で加熱に時間がかかるそうですので、私は試した事がありません。
朝食用にはカナダ産がラトビア産の方がオススメです。