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本当の意味での”ショートクランク”の取り付けです!【ショートクランクの話⑤】

投稿日:2020年4月4日 更新日:

ちょっとした罠があった、ラ・クランクの取り付け

今回はラ・クランクの取り付け編です。

このクランクはシマノのホローテックⅡと互換性がありますのでBBまで交換する必要はありません。

しかし取り付けにはちょっとした罠がありました。

取り付けボルトの位相に注意

手前にクランクだけで置いてあるのがラ・クランク。奥は2つともシマノ製品です。

同じPCD110のコンパクトクランクですので、手持ちの10速チェーンリングが使えるのですが、見ての通り取り付けボルトの位相が違います。いわゆるカンパニョーロ型のクランクです。

可能なら写真右上のアルテグラ中空チェーンリング(軽くて丈夫!)を移植したかったのですが、このボルト構造では取り付けることができません。

このクランクにはボルト穴が貫通しているチェーンリングでなければ取り付けられませんので、写真左上の物を移植することにしました。このチェーンリングは昔完成車から取り外した物です。

シマノのチェーンリングは変速が効率よく出来るようにギア形状が細かく調整されていますので、その効果を損なわないようにするためには180度位相を変えて取り付ける必要があります。

つまりチェーンリングの脱落防止ピンの位置を、クランクの裏側ではなくクランクの反対側に持ってこなければなりません。脱落防止ピンの意味が全くなくなってしまいますが仕方ありません。

インナーリングの指定矢印位置もここに合わせます。

この位置合わせについては適当にやると変速性能が低下してしまいますので、間違えないように気を付けなければいけないポイントです。

取り付けボルトの長さに注意

最初は付属のボルトを用いて説明書の通り取り付けようとしたのですが、締め込む前にボルトのネジが一杯まで回ってしまい締め込むことが出来ませんでした。

シマノのチェーンリングはボルトがチェーンリングにしっかりと引っかかるように穴の周囲に段差があるのですが、どうやら付属のボルトは段差がない場合を想定した目一杯長い寸法になっているようなのです。

ただ5カ所あるボルト穴のうちクランク裏側の一カ所だけは付属のボルトでしっかり締め込めました。問題は残りの4カ所です。付属品を使わずシマノのボルトとナットだけで取り付けようとすると今度は短すぎて届きません。

結論としては、シマノのナットとラ・クランク付属のボルトを組み合わせることで解決しました。

ただしシマノのナットをインナー側から入れて、付属のボルトをクランク側から入れなければなりません。この組み合わせでないと十分な締め込みは出来ないですね。

逆の入れ方をするとナットがワッシャーまで届かないため、走行中にワッシャーがズレる可能性が出てくると思います。

本当なら付属のナットを段差の分短く削るか、丁度良い長さのナットを別途購入してくる方が確実とは思いますが、一応これで取り付けは出来ましたのでヨシとしました。

何かまた不具合が発覚したらやり直します。

取り付け完了です!

チェーンリングの罠さえ乗り越えればクランクの取り付け自体は簡単です。

ただ取り付け作業をして思ったのは、やっぱりシマノ製の方が出来が良いなぁ、ということ。部品のかみ合わせと言い、しっかり締め込めるよう工夫された構造と言い、シマノ製品はよく考えられてます。ラ・クランクの方はちょっと詰めの甘さがありますね。

というわけで取り付けできました。あとはペダルを取り付けて、ケイデンス用のマグネットも取り付けます。クランクが短くなったためセンサー位置も調整が必要になってしまいました

そして忘れてはいけないのはサドル高さの変更です。

クランクを短くした分だけ、サドルも高くしてやらなければなりません。これをやらないと折角のショートクランクの効果が発揮できないのです。

※外出自粛のご時世のため、実走インプレは少し先になりそうです……







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