シーズン7 第21話（通算173話）「クリンゴン戦士への道」”Firstborn”のあらすじ
ウォーフはアレキサンダーの教育に行き詰まっていた。フォーフは当然息子も戦士になるものと信じていたが、アレキサンダーは戦士になどなりたくないと言う。
ピカードの勧めもあって、ウォーフ達はクリンゴンの伝統行事コトバールの祭りを見物に出かける。初めて見るクリンゴンの行事にアレキサンダーは目を輝かせた。
だが2人は突然襲撃を受け、そこをケムターというクリンゴン人に助けられる。
ケムターはモーグの一族に従うギンタック（アドバイザー）だった。彼はフォーフの弟カーンの指示で護衛に来たのだという。また彼はアレキサンダーの教育にも熱心に取り組み始める。
ケムターによると、事件はデュラス姉妹の陰謀であるらしい。クワークからの情報を元にエンタープライズはデュラス姉妹の足取りを追う。
ウファンディ星系でついにデュラス姉妹を捕まえるが、姉妹が事件に関わっているというのはケムターの嘘だったことが発覚する。
実はケムターの正体は40年先の未来からやってきたアレキサンダー本人で、襲撃事件も彼の自作自演だった。
将来起きるフォーフの暗殺を防ぐため、自分自身が立派な戦士として育つように過去を変えようとしていたのだ。
結局アレキサンダーは過去の自分を変えることは出来ないまま去って行くが、ウォーフの心には大きな変化が生まれていた。
その結果未来がどう変化するかは、もはや誰にもわからないのだ……
補足情報や感想など
- デュラス姉妹がDS9に現れたのはDS9シーズン1第3話「スペーステロリスト ターナ・ロス」での出来事です
- クワークが登場しますが、吹き替え担当声優が違うため違和感半端ねーです
- ライカーはクワークの店で大勝ちしていたそうですが、おそらくシーズン6第16話「バースライト・前編」でDS9に寄港した際ではないかと思われます
- デュラス姉妹のルーサは妊娠しているとのことでしたが、このあと生まれる息子さんってどうなったんでしょうね？ ルーサとベトールの最後は「ジェネレーションズ」でハッキリしてますけど
- アレキサンダーを過去に送り込んでくれた人物の正体は不明のままです。いろいろ心当たりはありますけどね……
- TNG終了間際ということで、ウォーフとアレキサンダーの物語を締めくくるエピソードというような位置づけなんでしょうが、そう簡単に終わりにはなりません（苦笑）
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