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スタートレック:ローワー・デッキ S4第4話「何か借りた物 何か緑の物」 あらすじや感想や元ネタ解説など

08.ローワーデッキ(LD)ローワー・デッキ

(以下、ストーリーのネタばれを含みます)

シーズン4第4話(通算34話)「何か借りた物 何か緑の物」”Something Borrowed, Something Green”のあらすじ

テンディの妹が結婚するという話を聞きつけたフリーマン艦長は、気を利かせてテンディに休暇を与える。だがテンディはオリオンに帰省することに全く乗り気ではなかった。

なんとか休暇を断ろうとするものの、結局はマリナーとティ・リンまでくっついてオリオンに行くことになってしまった。

ところが実家では妹ドゥエリカは誘拐されており、テンディは一族の “頭" として彼女を探すことになった。実はオリオンの婚礼では通過儀礼としてライバルの家が花嫁を誘拐するのだという。

テンディ達はドゥエリカの手がかりを探して繁華街へと乗り込んで行くのだが……

一方ボイムラーとラザフォードは同室になってから距離感が妙に近くなっていた。しかしどちらが盆栽に水をやるかという口論から争いが大きくなってしまう。2人は解決のためホロデッキでマーク・トウェインのプログラムを行うのだが……

情報を整理してみる

  • 謎の船は今回はオリオン船を破壊しました……ってコレ相手変えながら続けるのかい!
  • オリオン船が消息を絶ったことは宇宙艦隊も把握していました
  • テンディの実家はオリオンシンジケートで5番目の大富豪とのこと
  • テンディの両親の名前はショーナとバート
  • マーク・トウェインのことを子供が呼ぶときに英語および字幕では「クレメンスさん」になっていますが、これはマーク・トウェインがペンネームだからで、本名はサミュエル・クレメンス
  • テンディは殺し屋として育てられたことを隠していましたが、マリナー達はそれを打ち明けたテンディをちゃんと受け止めました
  • 誘拐は姉を呼び戻すために妹ドゥエリカが仕組んだ自作自演でした
  • テンディ家の “頭" は、妹のドゥエリカが無事に継ぐことになりました

今回の元ネタ解説

※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。

  • 冒頭のオリオン船は、ENTシーズン4第4話「ボーダーランド」で登場したオリオン迎撃船のバリエーションのようです
  • 「冬の星座のご主人様」という通り名はシーズン2第3話「永遠のトム・パリス」で呼ばれたのが初出、SNWシーズン2第7話「大昔のサイエンティスト」でもセリフに出てきます。どうやらこの名前は世襲制のようですね。テンディの曾祖母アストレアがSNW時代の “頭" だったのでしょう
  • オリオンが女性優位の社会だとか、フェロモンで相手を操るというのは、ENTシーズン4第17話「誘惑の甘い罠」で描かた設定を踏襲しています
  • 星雲の観測を巡ってセリトスと争いになったコッカー船長は、TNGシーズン3第18話「姿なき誘拐犯」に登場したチャルナ人
  • 子供の頃のテンディが妹と共に遊んだという廃船は、VOYシーズン4第6話「心の傷を越えて」に登場したレイブン号の同型船(ハンセン一家がボーグ調査のために乗っていた船です)
  • マーク・トウェインは、TNG「タイム・スリップ・エイリアン・前編および後編」に登場

今回の感想

今回はこれまであまり描かれてこなかったオリオン社会の描写が盛りだくさんです。オリオンは割と地球から近い星だし名前もよく登場するのに、意外と過去シリーズでの描写は少ないんですよねー。

案の定テンディの実家はオリオンの有力者でした、ってシンジケートの5本指に入るって大幹部じゃねーか!

でもSNWで名前だけ出てきたアストレアおばあちゃんも科学船に乗ってましたし、テンディ家には海賊より科学の方を好む気質もありそうですね。

一方のボイムラー側ですが、異星人相手にマーク・トウェイン式和解方とか、なんじゃこりぁああ(苦笑)

笑える……が、どうもこの辺の感覚はあまり理解できんかった。アメリカ人になら通じる何かがあるのかしら? 南部なまりをネタにするとかも、日本人にはあまり感覚が分からんのよね。

艦隊はスキャンばっかしてるというのは笑った。

個人的には、どんどん人間っぽくなってきてるティ・リンがいいですね。なんだかんだ言いつつ、ちゃんと感情的なところも見せているのが魅力的です。まあ彼女自身はバルカン人らしく論理論理と言ってますが、この分だとすぐに艦隊に染まって戻れなくなりそうですね(苦笑)

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