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フラットバーロード

クロスバイクでは駄目なのです【ロードバイクのフラットバー化Part26】

投稿日:2018年11月30日 更新日:

※こちらの記事は筆者の旧ブログからの続きです。Part25以前の記事はページ上部の目次からご利用下さい

クロスバイクかフラットバーロードか

よく間違われやすいクロスバイクとフラットバーロード

見た目の印象があまり変わらないため、パッと見ただけではなかなか区別が付きませんが、実際には色々な違いがあります。

その成り立ちの違いから、クロスバイクはMTB系のパーツが使われ、フラットバーロードはロード系のパーツが使われる、と言うのが一番おおざっぱな説明でしょうか。

そのため両者を見分けるためにはまずブレーキを見るというのが従来のパターンでした。
つまりクロスバイクはVブレーキ、フラットバーロードはキャリパーブレーキが使用されているというわけですね。

ところが近年、ディスクブレーキの普及に伴ってこの違いが無くなってきました。ロードもクロスもディスクブレーキモデルが増えてきているのです。

もちろんブレーキ以外のパーツを見ればロード系かMTB系かはわかります。ただ以前のようにブレーキですぐ見分けられるほど簡単では無くなりましたね。

本質的な違い

実際のところパーツなんて物はいくらでも付け替えできますし、MTB系パーツとロード系パーツのミックスだって(規格さえ合えば)出来ますから、これは両者の本質的な違いと言うにはは少し違う気がします。

一方で、ロードバイクのフレームはクロスバイクと比較して

  • リアエンド幅が130mm(MTBは135mm)
  • チェーンステー(リア-センター)が短い
  • トップチューブが短い

という特徴があるとされています。

リアエンド幅の違いは使用できるホイールの違いになります。エンド幅135mmのクロスバイクではロードバイク用の高性能ホイールをそのまま使用する事が出来ません。

ロード向け完組ホイールには魅力的な製品が数多くありますので、これが使えるかどうかは大事なポイントですね。

ただこれもシマノのロード用コンポの12速化に伴いエンド幅が142mmに変わるなどと言う噂もありますので、将来的にどうなるかは未知数です。

また、おそらく最も人気があるクロスバイクの一つ「GIANT ESCAPE R3」はエンド幅が130mmだったりします。クロスバイクにも意外と130mmエンドの製品はあるのです。

どんどん違いが無くなってきますね(苦笑)

やっぱり根本的な違いはフレーム

GIANT ESCAPE R3 はクロスバイクの中でもかなりロード寄りのスポーティな設計のバイクだと思います。

そこでGIANT ESCAPE R3、同じGIANTのレース向けロードTCR Advance、エンデュランス系ロードのDEFYで比較をしてみます。サイズMの寸法をメーカーのホームページから参照しました。

トップチューブ リア-センター ホイールベース ヘッドチューブ
ESCAPE R3 565mm 425mm 1015mm 170mm
TCR Advance 550mm 405mm 975.8mm 168mm
DEFY 545mm 420mm 998mm 160mm

トップチューブについてはESCAPEが長め、TCRが短めになるのは想定どおりですね。
ただその差はわずか15mm程度ですので、ステムの長さ変更で吸収できる範囲でもあります。

リア-センターについては、短い方がペダルを踏み込んだときの反応が良くなると言われています。またここが長くなるとホイールベースも長くなります。旋回性能が低下し、逆に直進安定性や乗り心地は良くなるとも言われています。
レースを想定していないDEFYもホイールベースは長めですね。

旋回性能が低いバイクだと、ヒルクライムの下りなどでは十分にスピードを落とさないと曲がりにくくて苦労しますよ。昔アンカーのエンデュランス系ロードでヒルクライムやった帰りの下りは結構大変でした(自分が下手なだけとも言う)

でも一番違うと思うのは

両者のフレームにはジオメトリーの数字だけ見てても分かりにくい違いがあって、これが実は一番の違いだと思ってます。

写真を重ねてみると良く分かります。同サイズのESCAPE R3TCRを重ねてみました。


(画像引用元:GIANT 日本公式ページ https://www.giant.co.jp/giant19/ ) 

ヘッドチューブの長さ自体は殆ど同じですが、高さが圧倒的に違うのです。

ロードの方は前傾姿勢で向かい風の影響を抑えることを重視した作りです。これはステムの変更でどうにかなる範囲ではありません。
クロスバイクではステムを一番下まで下げても、ロードの上ハンドルポジションより高いハンドル位置にしかならないんです。

これこそがクロスバイクとの一番の違いであると思います。
前傾姿勢をとってスポーツ走行をするには、クロスバイクの「フレーム」では駄目なのです。

まあ、そもそも一般的なファンライド利用をしている分には大して気にする話でも無いんですけどね(苦笑)

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千葉の隅っこに暮らす普通の会社員
専門は建築
小学生時にガンダム直撃のオッサン世代
プラモデル作りは精神を落ち着ける大事な時間
映画・アニメもいっぱい見るいわゆるオタク第2世代
ロードレーサー歴10年以上だが
Mt.富士ではなかなかシルバーをとれないレベル