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フラットバーロード

結局ロードタイヤの太さは何を選べばいいのか?【ロードバイクのフラットバー化Part30】

投稿日:2018年12月30日 更新日:

長々と検証してきましたが

タイヤの太さの現状について、いろいろ考えを巡らせては来ましたが、結局何を選べばいいのでしょう。実はタイヤの選択肢はかなり増えてきているものの、選ぶ際の基準はかなり単純だと思うのです。

23Cと新型25C

実際のところ、この2つにはたいした差は無いと思います。

23Cはナローリムで使ってね、新型25Cはワイドリムで使ってね。

という程度のことだと思うのです。ただそれについてもメーカーによって設計がまちまちで寸法にバラツキがあるため、雑誌等でやたらに宣伝されているほどに転がり抵抗や空気抵抗が最適化できているかはかなり疑問です。単なるタテマエくらいに思ったほうがいいかもしれません。

例えばこれ

どっちも広げた時の幅はほぼ同じです。トレッド面については左のほうが広く、右のほうが狭いくらいですよね。でも左は23Cとして売られていて、右は25Cとして売られているのです。違うメーカーの商品を比較するとこういうことも起こるんですね。自転車用タイヤの数値表記なんてこんなもんなのです(苦笑)

重量的にも差は殆ど有りません。最新のタイヤ、コンチネンタルGP5000について見てみると、カタログ値で23Cが200g、25Cが215gです。一応25Cの方が重いですが本当に僅かな差ですし、215gより重い23Cタイヤだっていっぱいありますからね。

今後ワイドリムが益々普及してナローリムが消えていった場合、23Cのタイヤは種類が激減する事が考えられますが、全然心配は無いのではないかと思ってます。新型の25Cは現状の23Cと殆ど同じか、少し太い程度の物なのですから。気持ち太めでエアボリュームがちょっと多くなった程度、重量もほぼ変わらないタイヤ、と考えて問題ないと思います。

軽快なロードレーサーの走行感が楽しみたければ、この規格のタイヤの中から選べばまず問題ないと思うのです。

旧型25Cとワイドリム向け新型28C

軽快な乗り心地よりも、ワイドタイヤの安定感やクッション性、耐パンク性能を求めるならこちらのサイズから選ぶべきかと思います。

この2つも寸法にあまり差がありません。やや28Cの方が大きいようですが、やはり製品によってバラツキがあるため一概には言えないのです。重量はだいぶ重くなってきますが、そこを分かった上で選択するべき商品だと思います。街乗り重視のフラットバーロードならこちらがベターだと思っています(※ただしフレームやブレーキ形状によっては太いタイヤが入らない場合がありますので、自分の自転車の寸法と取り付けたいタイヤの寸法はよく確認しなければなりません。通販はこういう時厳しいですね)

たとえば耐パンク性能では圧倒的な安心感のあるシュワルベマラソン、長年ユーザーに愛されている商品なので当然旧型ですが・・・

こいつは重いです。25Cのカタログ重量で520gとなっていますが、実測はそれより重いと思います。まあこの重さになってくると10~20gの違いなんて誤差みたいなもんです。前後2本で1kgに達する重量級タイヤというわけですよ(さらにチューブの重さも加わります・・・)

あと太さも表記より太いです。実際に計ったことはないのですが、マラソンはだいたい見ただけで表記サイズより太いって分かります(苦笑)

でもパンクに強い安心感と耐久性は絶対的ですよ~。安定感もあって、重くても通勤用タイヤとしてはベストバイだと思っています。

以前履いていたものは1万キロ以上使いました。さすがに建築用のホチキスと万能ビスは防ぎきれずに貫通パンクを経験しましたが、あれはどんなタイヤも防げない種類の物だったので仕方がないです。

マラソンより若干劣ると思いますが、前回紹介したパナソニックのレースDも耐パンク性能には定評があります。この25Cは寸法的に新型に切り替わっている可能性がありますので、クッション性が欲しいなら28Cを選ぶほうが良いかもしれません。28Cのカタログ重量は270gですので、マラソンよりはかなり軽いですし、旧型のパナレーサー・エクストリームデュロ25Cの260gと重量的にもほぼ同じです。

まあマラソンの方が異常なほどの重量級なのですがね。

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