フラットバーにはエルゴグリップが最適な理由
※こちらの記事は2019年時点の情報が元になっており、それ以降の新商品などの情報は含んでおりません
エルゴグリップを付けよう!
過去の記事中でも何回か触れておりますが、私はフラットバーにはエルゴグリップを勧めております。
私が使っているのはこれです。少々お高いのが欠点ではありますが……
なんと言っても、手のひらをベタッと置けるのが素晴らしい。
見た感じだけでは普通のグリップと大して違わないように感じられるかと思いますが、実際に握って走ってみると圧倒的な差があります。手のひら全体でハンドルに力をかけてシッカリ握れるということが素晴らしい安定感を与えてくれるのです。それにこのことは次に書こうと思っているフラットバーでの「押すダンシング」についてにも大きく関わってくることなのです。
おそらくこのグリップを使ってなかったら、ドロップハンドル辞めてフラットバーロードに変えるなんて事はなかっただろうと思います。
このグリップは一般的なゴム製グリップとは違って、固定は末端のクランプ部分を六角レンチで締め込んで行います。おかげで着脱も比較的楽です。オールゴム製のグリップだと、カッターで切らないと取り外せないような物も多いですからね。
唯一最大の欠点なのが、末端にストッパーがある事
エンドバーを付けようと思うと、ハンドルバーを末端から突き出させなければなりませんが、このグリップは突き出せないようにプラスチックのストッパーが付いています。
そのため、ここは削ってやる必要があります。
赤で示した部分にストッパーがありますので、プラスチックの出っ張りを一周削ってやります。
私はプラモデル作りで道具もありますし、こういった作業はやり慣れていますので大して苦もなくやってしまうのですが、慣れないとなかなか難しいかもしれません。カッターで大まかに削って、丸ヤスリで仕上げてやります。100円ショップで買える道具でも十分出来ますので、焦らず丁寧にやれば大丈夫です。くれぐれもケガには御注意を。
あと取り付け時の注意点としては、平らな面がちゃんと握りやすい角度になるように気をつけて調整して取り付けます。角度で失敗したら折角良いグリップ付けてても台無しです。
以前紹介したエンドバーで前傾姿勢を作る握り方をやる場合は、なおさら角度の調整が大事になります。実際に試しながら、握りやすいポイントを見つけてあげましょう。六角レンチ一本で簡単に角度を調整できるのもありがたいのです。
そうして調整がバッチリ決まったグリップは本当に使いやすいですよ。