11速ロードのフラットバー用シフトレバーの選択
※こちらの記事は2019年時点の情報が元になっており、それ以降の新商品などの情報は含んでおりません
11速コンポの場合(共通)
今回は現役の規格である11速ロードの場合です。
現役の規格なのでユーザーも多く、フラットバー化を考えている潜在的需要も多いかもしれません。それになんと言っても各種パーツの入手性に全く問題ないのが有りがたいところです(2019年11月現在)
わたしは11速は使ったことが無いため知識的にはいまいち良く分かってない部分もあります。そこでまず互換表を見てみたのですが、これが思った以上に簡単でした。
なんといっても、フラットバー用のシフトレバーについては1つしか選択肢ありません。ちなみに当然ながら電動用はありません(ちょっとほしい気もしないでは無いのですが・・・)
フラットバー用であるSL品番で始まってるのは、SL-RS700とSL-U5000のふたつがありますが、U5000というのはMETREAというちょっと別個のシリーズなので、通常のフラットバー化で選択するパーツとしては考る必要はありません。
SL-RS700の一択という認識でオーケーです。
まあ他に選択肢が無いというのは寂しくもありますが・・・
現行商品なのでセット品が普通に手に入ります。左右セット品はワイヤーも全部セットになっていますから、別個にワイヤーセットを購入しなくても大丈夫です。これはありがたいところです(シフトインジケーターがなくなっちゃったのはちょっと残念・・・?)
互換表を見る限り、11速の第一世代・第二世代の両方ともこれが対応していると書かれています。
そこでちょっと疑問になるのは、その第一世代と第二世代とで、一体何が違うのかという点。もちろん油圧ディスクが加わったというような違いはありますが、他にも何か変わったのかなぁと思って調べてみたらこんな表を見つけました。
互換表を良く見直してみると、確かにフロントディレイラーとフロントチェーンリングにわざわざ区分けがされており、互換性無しとなっている部分があります。まあ、フラットバーロードへの改造には特に影響がない部分ではありますが・・・
さらには第二世代の方に第一世代から微妙にマイナーチェンジしたフロントディレイラー(FD-5801)まで加わっていて、なにやらまたまた複雑になってます。もしフロントディレイラーを交換するような時は、ここはちょっと気をつけておいた方が良さそうな情報です。
これは何なんでしょうね。買い換えを促すならもっと大幅なモデルチェンジしてくるでしょうし、フロント周りだけ微妙に変更というのも解せません。なにか旧製品は致命的な問題があったりしたんでしょうか・・・???