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06.ディスカバリー(DIS)

スタートレック:ディスカバリーS5第3話「ジナール」あらすじや感想など

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(文中にネタバレを多数含みます)

シーズン5 第3話(通算58話)「ジナール」”Jinaal”のあらすじ

ディスカバリーは次なるメッセージを求めてトリルへとやって来た。

リレクで入手した遺物には特定の個人についての情報が含まれており、それが指し示したトリル人、ジナール・ビックスの共生生物は800年の時を経ていまだ生きていた。現在のホストはカルザラ・ビックス、既にかなりの高齢だった。

トリルの守護者ズィーの問いかけに正解しカルザラとの対面を許されたバーナム達だったが、共生生物の中に居るジナールと話すためにはジャンタラの儀式によってその意識を誰かの身体に移す必要があった。

ドクターカルバーがその役目を引き受けた。

儀式は成功し、ジナールの意識は無事カルバーへと移された。彼の案内でバーナムとブックは秘密が隠された場所へと向かうのだが……

情報を整理してみる

  • 艦隊本部のシーンでディスカバリーの手前にU.S.S.lochererという船がいましたが、2022年にお亡くなりになった撮影技師のJ.P.locherer氏が由来と思われます
  • モルはキャラー5号星生まれで8歳の時に父親に置き去りにされ、14歳で母親と死別、17歳で配達人になったとのこと
    ラアクについては種族も含めて素性は一切が不明
  • トリルが舞台になるのはシーズン3第4話「我を忘るなかれ」以来。トリル人の守護者ズィーはシーズン4第3話「生きることを選べ」以来の再登場
  • 遺物に関する情報はトリル達によって厳重に守られ続けていました
  • ジャンタラの儀式はDS9シーズン3第25話「クルゾンの秘密」でもやっていたものです
  • 800年前、連邦大統領によって6人の科学者(ヴェレク博士とジナールを含む)があつめられ「創始者」技術の探索が行われたとのこと。彼らはそれを発見しましたが、起動させようとした者は無惨に殺され、残された者は秘密を隠すことにしました
    ※ピカードが発見したのはあくまで創始者の残したメッセージの一つ
    ※探索と発見が行われたのはドミニオン戦争の頃だそうです
  • バイナー人というのはTNGシーズン1第15話「盗まれたエンタープライズ」に登場し、エンタープライズを盗んだ異星人です
  • アシャ少佐が「トンゴでは負け知らず」といっていた「トンゴ」とはフェレンギのゲーム。DS9シーズン2「フェレンギ星人の掟」やシーズン6「至高の絆」などで見られます
  • ニルソンはU.S.S.ヴォイジャーJに転属になったとのこと
  • アディラとグレイは互いの生き方を見直し、別れることにしました
  • サルーは二バーの不安定な政治状況を鑑みて結婚の延期を考えましたが、困難を乗り越えトゥリナと2人で歩むことを選びました
  • スタメッツの分析によると、創始者の技術は命を自由に扱うことが出来るため、死者を生き返らせることも可能になるのではないかとのこと
  • 遺物の隠し場所にはイトゥロノクという肉食生物が巣を作っていました。イトゥロノクは光を屈折させて身体を遮蔽できる巨大生物でした
  • バーナムとブックはジナールの課した試練に合格し、2個目の遺物を入手しました
  • 「赤いニシン(red herring)」というのは欧米文学の慣用表現とのこと(ウィキペディアの解説
  • 遺物が示した次の目的地はツェンケチ領内でした。位置的にはトリルとブリーン領の間あたり、バッドランドの近くです
    ツェンケチはDS9シーズン3第26話「忍び寄る可変種の脅威」で名前が出ていますが登場はしていません。24世紀に惑星連邦と戦争をしていた事があり、シスコもその戦いに参加していました
  • 秘密を守るという使命を終えた共生生物 ”ビックス” は泉へと還りました
  • モルはトリルの守護者達の中に紛れ込んで情報収集を行っていました……
  • 現在は3191年とのこと

今回の感想

今回はあちこちで他者との相互理解や結びつき、自己理解というテーマが折り込まれていましたね。とてもスタトレ的です。

共に困難に立ち向かおうと決意するサルーとトゥリナに対し、分かれることを選んだアディラとグレイなどは対比としても分かりやすいところかしら。

さらには強大な怪物とまでブックの共感力で相互理解を図りましたからねぇ。そもそもトリル自体も共生による互いの理解をテーマにした種族ですし。だいぶ徹底したシナリオだったなーという印象です。

まあ最後の方のグレイのシーンとかはその辺のテーマをやや語りすぎという気もしないではないのですが、旅の終わりを意識させるセリフが多いのは最終シーズンならではというところでしょうか。

そんな中で、なかなか上手くコミュニケーションがとれない堅物のレイナー副長が良いキャラしてますな。思ったことをすぐ口に出すティリーと絡ませてるのも解りやすくて良いです。今回はそれと同時に新顔のブリッジクルーの顔見せも兼ねるという感じでしたね。

しかし次の目的地はツェンケチですかー、また懐かしい名前が出てきましたなぁ。このところ旧作から引っ張ってくるネタが多くて、古くからのファンとしては嬉しいです(頑なにクリンゴンは出てきませんが……)

あと800年生きた共生生物の登場は驚きましたが、安易に ”ダックス” を出さなかった点は懸命だったと思います。ちょっと期待はしちゃいましたけどね(もし旧作から誰か登場させるなら、700年後に再起動して地球に向かったはずのドクターとか出してくれたら嬉しいかなー)

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