多々買いの覚悟が必要か?映画館の椅子を買ってきた【レビュー】
映画館ブンドドしたい人はたくさん買うしかない……
毎度お馴染み山田化学株式会社さんから、今度は「映画館の椅子」が発売されましたので早速買って来ました。例によって例のごとく1個100円です。
圧倒的安価なので数を揃えたい場合には大変有利ですが、映画館を再現しようとすれば当然それなりの数を揃える必要がありますので、買い集める方は覚悟を決めて買い集めて下さいね(苦笑)
商品情報
- 商品名 ミニチュア 映画館の椅子
- バリエーション クッションの色が赤と黒の2種類あります
- 発売日 2024年4月頃
- 価格 1個100円(税別)
- 材質
フレーム・脚部など:ポリスチレン(普通のプラ、塗装・接着可能)
クッション部:ポリエチレン(塗装困難)
- 発売元 山田化学株式会社
- 販売 株式会社セリア
- 大きさ 48mm×56mm×H94mm(組立時外寸)
クッション部が赤と黒(実際はかなり濃いめのグレー)の2種類があるのですが、この部分はポリエチレンなので塗装が困難です。
後から塗って色を変えたり揃えたりということが難しいですので、たくさん買って並べたい場合は最初に買う段階でどちらにするか決めておいた方がいいでしょうね。
私は赤で揃えようと決めて赤だけ買ってきました。黒も良い色合いだったのですが黒の方が入荷数が少ないそうなので、とりあえず赤を4個ほど買ってきたのです。そのため今回のレビュー記事には黒バージョンの方は登場しませんのでご了承下さい。
(ちなみに1アソートあたり赤6黒4の10個入りだそうです)
中身はランナーが2枚、ポリスチレンのランナーとポリエチレンのランナーという構成です。ピッタリ重なるように配置されていて、厚みがかなり抑えられています。省スペース化もコスト対策の一部なのでしょう。
座面は可動式で、ちゃんと上に折りたためます。またドリンクカップとストローのミニチュアがオマケに付いているのが嬉しいところです。
サイドのクッションを取り外して連結することも出来ます。肘掛けの奪い合いが繰り広げられる状態ですね(苦笑)
いまどき(特にコロナ以降)の映画館は、各座席の両側ともに肘掛けやついたてがあることが珍しくなくなっていますので、今後このタイプは減っていくのだろうと思います。
また、このサイドのパーツは噛み合わせが少しゆるめなので、接着剤などで補強した方が良いかもしれません。
肘掛けと肘掛けの間の有効幅はおよそ33mmほど。1/12というスケールを考えても少し狭めな印象です。今時のゆったりシートではありません。
なので1/10相当の創彩少女庭園だとちょっとキツめですねー。1/12相当のメガミデバイスや30MSの方が収まりは良いでしょう。
さて、4つ買ってきた椅子を組み立てて2連結を2セット作りました。
ここで取り出すのがバンダイさんの「コレクションステージ」という商品です。2017年に発売された商品で、昔投げ売りされてた時に買って置いた物です。
おそらく再販はされていませんし、特に話題にもならないまま消え去っていく商品だとは思うのですが、ここに来てこれが役に立つことになりそうです。
ステージに置いてみると、これがなかなかしっくりくるじゃないですか。
2連結を3セット、つまり6脚をピッタリ置けるだけの横幅がありますね。
次に前後の位置関係、高低差も映画館の雰囲気にピッタリです。
ということは、このコレクションステージ1枚に合計12席を配置できるということになります。
お手軽にこの椅子を配置するためのベースとしては、このコレクションステージはかなり当たりじゃないでしょうか。
しかもこのコレクションステージは縦横に連結が可能です。数を用意すれば割と見応えのある映画館セットが組めると思いますよ!
ただまあ、このコレクションステージって最近では殆ど店頭で見かけることがありませんので、入手するのがそもそも困難だとは思うんですけどね(苦笑)
※上にリンクを張ったAmazonを見るとマーケットプレイスに出品がありますが、本体価格が安いのに対して送料を高く設定している出品があったりしますので、見た目の値段で安いと思って安易に購入なさらないようにご注意下さい……