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06.ディスカバリー(DIS)

スタートレック:ディスカバリーS5第1話「レッド指令」あらすじや感想など

投稿日:2024年4月4日 更新日:

(以下、文中にネタバレを多数含みます)

シーズン5 第1話(通算56話)「レッド指令」”Red Directive”のあらすじ

惑星連邦創設記念を祝うパーティの最中、バーナムに突然の指令が下る。

それは極秘扱いのレッド指令であり、コヴィッチ博士も同行するという異例の状況だった。

指令はベータ宇宙域で発見された800年前のロミュラン科学船から積み荷を回収せよとの内容だった。しかし積み荷の詳細は極秘とされ、バーナムはもちろんヴァンス提督すら内容を知らされていなかった。

だが問題のロミュラン船には、既にモルとラアクという2人組の盗賊が乗り込んでいた。駆けつけたバーナム達は彼らと争奪戦を繰り広げたものの、まんまと積み荷を持ち去られてしまった。

モルとラアクの手口が「配達人」のやり方だったことから、バーナムはブックに協力を頼むことにする。ブックの知識を元に惑星クマウの故買人フレッドにあたりを付けた彼らは、一路クマウへと向かった。

ブックの読み通り、そこにはモルとラアクもやって来ていたのだが……

情報を整理してみる

  • オープニングのタイトルロゴ映像、ディスカバリーが胞子ジャンプでバンッと現れるのがカッコいいです!
  • トニック2161というカクテルが出てきましたが、2161年は惑星連邦創設の年です
  • ジャムジャ・スティックというのはベイジョーのお菓子です。DS9でよく食べるシーンがありました(詳細はこちら
  • 胞子ドライブの研究は打ち切られ、かわりに「パスウェイ・ドライブ」という技術が採用されることになりました
  • ソリアやブリーンについて明言されました。どちらもまだ健在のようです
  • サルーは連邦大使への就任を打診されており、迷っていましたが就任を決意しました
  • ティリーはアカデミーの同僚講師の一人(?)といい仲になりかけているようです
  • インフィニティ・ルームという閉鎖された空間(?)が登場しました。外部からの干渉を完全に防ぐバーチャル空間といった感じでしょうか?
  • レイナー船長率いるU.S.S.アンタレスが登場しました。円盤部と4本ナセルから成るオーソドックスな連邦艦という印象です
    アンタレスと言えばTOSシーズン1「セイサス星から来た少年」で破壊された船が同じ名前ですが、その名を継いだ船があるんですね。ちなみにアンタレス号はケルヴィンタイムラインの方ではネロのナラーダ号に破壊されています。あまり縁起が良くありませんな
  • 連邦が勢力を取り戻したことで、現在は「配達人」のネットワークは殆ど消えているとのこと
  • 盗まれた物は「タン・ジェクラン」というロミュランの古典的なパズル式保管箱に入っていました
  • 現在のお話の時点から800年前というと2390年頃ですので、ロミュラスが超新星爆発で崩壊した頃ということになります
  • セルフシールのステムボルトはDS9「第5の月 “ジェラドー」でノーグとジェイクが取引していたアレですね
  • 故買人のフレッドはデータと似たタイプのシンス(アンドロイド)でした。彼はタン・ジェクランを難なく開けてしまいました
  • タン・ジェクランの中には1冊の日記が入っていました
  • アルタン・スン博士はピカードシーズン1で登場しています。ピカードのシンスボディを作った人で、データを作ったヌニエン・スン博士の息子です
  • ティリーは艦隊アカデミーの講師を務めているため、ディスカバリーの命令系統とは別に行動することが出来ました。ヴァンス提督の協力もあって機密データへのアクセスに成功しました
  • 問題の日記はロミュランのヴェレク博士が残したものでした
  • ディスカバリーとアンタレスがクマウの人々の人命救助に尽力している隙に、モルとラアクにはまた逃げられてしまいました
  • フレッドは破壊されてしまいましたが、彼が日記の全てのページに目を通していたおかげでメモリーから日記の内容を読み取ることが出来ました
  • コヴィッチ博士が表示した映像はTNGシーズン6第20話「命のメッセージ」からのものです。あのエピソードに登場したロミュラン人の1人がヴェレク博士だったんですね
  • 銀河のヒューマノイド型種族が全て同じ起源だというのは機密情報になっており、銀河にDNAを蒔いた古代種族は「創始者」と呼ばれているとのこと
  • バーナムの知識から、日記がヴィリーン星系の惑星リレクを差し示していると判明しました。そこにヴェレク博士が創始者の技術に関わる何かを隠したようなのですが……?
  • 前回(シーズン4)のお話からどの程度の時間が経過しているのかは、今回の内容だけでは不明です

今回の感想

ティリー役のメアリー・ワイズマンさんは、また一層太ましくなったような気がしますね……(苦笑)彼女がコッテコテのラブコメ展開を始めたのは微笑ましくてちょっと笑いました。

惑星クマウの都市がTOSやSNWに登場しそうな宮殿のような街並みなのが良かったなぁ。

フレッドはかなりデータを意識した雰囲気ののアンドロイドでしたね。外見だけでなく、日記を読むシーンの描写や語り口もだいぶデータ的でした。会話から察するに、ピカードシーズン3よりもだいぶ後にスン博士の技術を受け継いで作られたシンスの模様です。

でもその頃のシンスならもっと人間そっくりに作れるはず。わざわざデータみたいな外見で作る必要はないだろうになぁ(苦笑)まあ一目見ただけでデータ系のアンドロイドだと分かるようにという意図なんでしょうけどね。

わざわざシンスを出してきたり、ロミュラン科学者が秘匿した古代テクノロジーなんてことを言い出したので、ピカードシーズン1で中途半端に放置したままのあの辺のネタを回収しに来るのかなーと思いながら見ていたら、なんと銀河中にDNAをばらまいたという謎の種族の方と繋げてきましたよ。そっちかー

銀河のヒューマノイド型種族は全て起源が同じだというTNGからのネタなわけですが、言うなれば「人類みな兄弟」という設定なので、今時のドラマのテーマとしてもスタートレックのテーマとしても実に馴染む感じがします。

あと今回はセリフでやたらと「ベータ宇宙域」に触れていたんですが、ベータ宇宙域といえばクリンゴンのホームですよねー。連中ストレンジニューワールドの方でも登場したことですし、未来で彼らがどんな状況になってるのかをそろそろ描いてくれると嬉しいんだけどなぁ。

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