今日は、NHKあさイチ(2020年12月15日放送分)「ハレトケキッチン」にて紹介していた、「いちごと湯葉のぜんざい」を実際に作ってみました。
こちらはいつも番組で料理を紹介して下さっている日本料理店の萩野シェフが修業時代に師匠から教わったレシピとのことです。
材料と手順
材料(2人分)
- イチゴ 2個(一人あたり1個)
- 生湯葉 45g
- 豆乳 大さじ2分の1
- 砂糖 10g
- ゆであずき(市販の物・加糖) 200g
- 水 40ml
- ぶぶあられ 適量
番組のレシピは4人前でしたが、それを半分の2人前にしてあります。
生湯葉は近所のスーパーで探したところ、刺身湯葉という商品がありましたのでこれを買ってきました。中身は普通に生湯葉をパックした物でした。
豆乳はこの湯葉と一緒にパックされていた物が十分に分量がありましたのでそれを使っています。
ゆであずきは缶詰のものです。
ぶぶあられというのはお茶づけ海苔などに入っている小さなあられのことですが、単独では売っていなかったので醤油せんべいを砕いて使いました。
ぜんざいにしては砂糖が少なめなレシピだと思ったら、この砂糖は湯葉に甘みを付けるためのものなんですね。あずきは最初から加糖の物を使いますのでこれ以上加えなくても十分すぎるほど甘いわけです。
調理手順
- いちごを7mm幅程度で小さく切っておきます
- 湯葉を一口サイズに切ったら豆乳・砂糖と一緒に中火で加熱します。煮立ったらサッと一混ぜして火から下ろします
- 別の鍋であずきに水を加え、やはり中火で加熱します
- お椀にあずきをよそい、湯葉とイチゴを盛り付けてあられを散らしたら完成です
出来ました
なかなか良い感じです。
番組では大吉さん・華丸さん、それにゲストの西島さんも番組進行そっちのけでパクパク食べていらっしゃったのですが、なるほどこれは程よい甘さで美味しいですね。
イチゴの酸味があずきと相性いいのはイチゴ大福などでわかっていますし、今回それに湯葉と豆乳の滑らかさが加わって味が丸くなっている感じです。豆乳の独特の風味はあずきの甘さの影に隠れてだいぶ存在感が小さくなってますので、豆乳の匂いが苦手な方でもたぶんこれなら大丈夫じゃないかしら。
湯葉はその食感で存在感を出してますね。
番組で西島さんは「モナカの皮とかでもいいかも」とおっしゃっていましたが、その意味が理解できました。湯葉でまろやかになったところにイチゴの酸味が加わるのも変化があっていいですね。
あと今回あられの代わりに醤油せんべいを砕いた物を加えましたが、これが思わぬヒットでした。カリッとした食感が加わるだけでなく、醤油の塩気がものすごく良いアクセントになりました。普通のぜんざいでもこの煎餅トッピングはオススメできるかと思います。