名店レシピ紹介の人気シリーズふたたび
今日はNHKあさイチ(2020年8月20日放送分)「教えて名店さん!永久保存版”極上焼きそば”の作り方」で紹介していた、「トリプルソースの焼きそば」を実際に作ってみました。
番組では「神田神保町の焼きそば専門店」「東京高島平の老舗店」「埼玉川越のの復活屋台」の3件のレシピを紹介しており、トリプルソースの焼きそばは神田神保町のお店のメニューとのこと。
番組では店名は紹介しておりませんでしたが、「やきそば みかさ」というお店だそうです。レシピの元になった焼きそばは、こちらで一人前800円で食べられるとのことですので、作るのが面倒という方は食べに行った方が早いかもしれません(苦笑)
お店で出している物は自家製麺を用いて、味付けもカツオ・さば・いわしの魚粉を用いていたり、ソースも特製の物を3種類用いるなどしていて、とても家庭でそのまま再現できる物ではないそうなのですが、今回のレシピはそのあたりを家庭でできるようにアレンジされているとのことです。
材料と手順
材料(1人前)
- つけ麺用中華麺(太麺) 一玉(130g)
- 豚バラ肉(薄切り) 60g
- キャベツ 50g
- もやし 100g
- かつおぶし 1パック(2g)
- ごま油 少々
- 卵 1個
※麺は焼きそば用ではなく中華麺の太麺が良いそうです
麺用ソース
- ウスターソース 60ml
- カレー粉 小さじ1/6
- 黒こしょう(粗挽き) 小さじ1/6
肉用ソース
- ウスターソース 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 黒こしょう(粗挽き) ひとつまみ
仕上げ用ソース
- お好みソース 大さじ1/2
- 一味唐辛子 ひとつまみ
下準備
- キャベツは3センチ幅でざっくり切っておく
- 肉は10センチ程度の長さに切っておく
- かつお節はよくもんで細かく砕いておく
- 3種類のソースを作っておく
- お湯を沸かして麺を茹でる(5分)
※焼き初めてからは手早く短時間で進めることになりますので、あらかじめここまで下準備を進めておいた方がいいです。麺が茹で上がる少し前に焼き始めるのがタイミング的にはベターかと思います
調理手順
番組ではホットプレートを250度でやっていましたが、私はフライパンでやりました。250度というとフライパンなら強火ですね
- サラダ油は使わずに豚バラ肉を並べて炒め、両面色が変わるまで焼いたら皿に取り出す
※肉から出る油だけで十分とのことです - 豚バラ肉から出た油をプレート全体に広げ、キャベツとモヤシをのせて、かつお節をふりかける。そのまま触らず30秒焼いたら、水気を切った麺をその上に乗せる
- 全体がなじむように10秒ほど混ぜたら麺用ソースを回しかけて15秒ほどまんべんなく炒め、さらにごま油を加えて全体になじんだら皿に移す
※やってみた感じ手早く短時間で炒めていくのが大事のようですね。野菜は焼きすぎると台無しになってしまいそうです - プレートを一旦拭いて、肉を戻して肉用ソースで炒める。軽く焦げ目がついた程度で麺の上に移す
※鉄フライパンを使っていると、この「一旦きれいに拭く」のが面倒くさいです(苦笑) - 最後に卵を軽く焼いて、半熟程度になったら麺の上に盛る
- 最後に仕上げソースを全体にかけたら完成です
できました
麺用ソースなどは60mlと多めに入れてますし、さらにカレー粉や一味唐辛子なども入れてますので全体的に味は濃いめでちょい辛目ですね。
塩分も多そうで、あまり健康に良さそうな味ではありません(苦笑)まあ夏で汗もいっぱいかいてますので塩分は目をつぶっておきましょう。
3種類のソースを使うのは味に変化を付けて飽きさせないということをおっしゃっていましたが、なるほど確かに麺を食べているときと肉を食べているとき、もやしや卵を口にした時で味の雰囲気がちょっと変わっておもしろいです。
個人的にはお肉がいい感じでした。この肉用ソースは普通に肉を焼くときの味付け用に使ってみてもいいかもしれません。
太麺を使っているのは食べ応えがあって良いですね。 麺一玉では私には量的に物足りないかと思っていたのですが、もっちりした食感で十分に満足できました。
手早く調理しなければならないのと下準備がわりと面倒でしたが、粉ソースをかけて作るような一般的な家庭用の焼きそばとはひと味違ったものが作れますので、一度試してみてもよろしいかと思います。