【映画】35年後も最強エース(笑)!トップガン・マーヴェリックを見てきた!【感想】
最強のトム・クルーズを楽しもう
2019年には完成していたものの延々と公開が先延ばしになっていた映画「トップガン・マーヴェリック」がやっと公開されました。
「トップガン」と言えば1986年の映画です。
80年代と言えばスタローンやシュワルツェネッガーの単純明快なアクション映画が全盛期だった時代ですよ。当然トップガンも「あまり細かいことは気にするな!」というタイプの映画です(苦笑)
その完全な続編なわけですが、この古き良き頭の悪い(褒め言葉)アクション映画の精神をちゃんと受け継いだ傑作に仕上がっていました。
変なテーマ性もないですし、今時のLGBT表現とも無縁! 最後は当然アメリカ最強!アメリカ万歳!という脳筋ぶり! この潔さよ!
そもそも35年も経ってるというのに、マーベリックが相変わらず最強のエースパイロットという時点でもう無茶苦茶です。
当時のライバルだったアイスマンなんか基地司令に出世しておじいちゃんになっちゃってるのに、なんでトム・クルーズは若々しくて最強なのよ!!!
もはやトム・クルーズだから、としか言いようがありません!
あと、本作は前作から引き続き登場するキャラクターもいますし、前作の事件が影響してますので、未見の方は先に前作を視聴しておきましょう(2022年5月現在アマプラ等で普通に見ることが出来ます)
以下感想です(ネタバレあり)
逆光で描写される空母甲板の発着シーンに、いつもの「デンジャー・ゾーン」をかけてくるという冒頭ですっかりテンション上げ上げですわ!
機体こそ当時のF-14トムキャットから最新鋭のF-35に置き換わってましたが、カット割りとかもわざとらしく昔の再現をしていて燃えますね~
マーヴェリックは前作のラストでトップガンの教官になっていましたが、そのあとわずか2ヶ月で教官辞めたというのは笑った。そっかー、ガラじゃなかったかー
前作の相棒グースの息子が重要な役回りで活躍するのは時間の流れをしみじみと感じますね。あんなちっちゃい子供だったのにー
例によって米軍全面協力で実物の戦闘機が大活躍するのを大画面で見られるというだけでお腹いっぱいになれる映画なんですが、所々実機でこれやるのは不可能じゃないけど無茶じゃね?って機動もやってるので、あちこちCGは入ってますね。
今回の主役機体はF/A-18E/F
この機体の活躍をこれでもかと見られて大変眼福です。
作戦内容はかなりゲーム的というかエリア88的なんですが(苦笑)現役エース達が訓練に苦戦する中で、マーヴェリックが彼らを圧倒してしまう俺ツエー展開はかなり楽しかったです。そうそうこういうのでいいんだよ。
序盤で「敵基地に旧式のF-14が配備されている」という台詞が出たのは、あまりにも露骨な伏線でしたね(苦笑)
F-14といえば前作の主役機、マーヴェリックの愛機ですよ。
したらまぁ、墜落して死んだかな……と思ったマーヴェリックが敵基地に潜入してこれを奪うという頭の悪い展開ですわ! 最高です! いいぞもっとやれ! ミッションインポッシブル!
しかもかつての相棒グースの息子ルースターとコンビを組むという胸熱な展開!いやはや燃える燃える!
F/A-18では全く勝負にならないと言っていた敵の最新鋭第五世代戦闘機(どうみてもSu-57)を相手に骨董品のF-14で挑み、2機倒してしまうというトム・クルーズの圧倒的強さよ!!(苦笑)
それでも機銃の残弾がわずかだったりギリギリでミサイルかわしたり等、映像のドキドキ展開はすこぶる上出来! 負けるはずはないと分かっているのに、かなり手に汗握りました。
分かりやすく単純明快なストーリー、大迫力の映像と、総合的に満足度かなり高し! 劇場の大画面で見てこそ価値のある作品ですので、興味のある方は是非足を運ばれることを強くオススメします。