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09.ストレンジニューワールド(SNW)

スタートレック: SNW・S1第1話「ストレンジ・ニュー・ワールド」あらすじや感想など

投稿日:2023年11月24日 更新日:

(文中にむっちゃたくさんのネタバレを含みます)

シーズン1 第1話「ストレンジ・ニュー・ワールド」”Strange New Worlds”のあらすじ

エンタープライズが整備中の間、パイク船長はモンタナの山奥に隠遁して自分を見つめ直していた。そこに急遽エイプリル提督からの復帰命令が下る。

U.S.Sアーチャーでファーストコンタクト任務に挑んでいた副長(ナンバーワン)のウーナ少佐が消息不明だというのだ。

整備を急遽切り上げ、新規クルー達の習熟もままならないまま、エンタープライズは問題の惑星 ”カイリー279” へとやって来る。しかしエンタープライズを出迎えたのはプラズマ魚雷による攻撃だった。

その惑星は政府と反政府組織による内戦状態にあった。

文明レベルは低く、本来ならファーストコンタクトの対象となる惑星ではないのだが、なぜかこの星にはなぜかワープ技術を用いた兵器が存在していた。

密かに上陸したパイク船長達は、この惑星がなぜ身の丈に合わない技術を手に入れたかを探る。

政府施設に潜入し、捕らえられていた副長達を救出したパイク船長は、副長からこの惑星に起きている状況を告げられるのだが……

情報を整理してみる

  • オープニングロゴ映像の艦は当然エンタープライズです
  • 舞台は2259年とのこと。ディスカバリーシーズン2最終回の事件が起きた翌年ということになります。パイク船長がカーク船長にエンタープライズを引き継ぐまではまだ5年程あります
  • 船長、スポック、副長の吹き替えは「ディスカバリー」に準じた声優さんが担当しておられました(ヤッター!)
  • なんと、長年「名無し」で通していたエンタープライズの副長(ナンバーワン)に名前が付きました!!(苦笑)
  • エイプリル提督はエンタープライズの初代艦長だった人です。「まんが宇宙大作戦」登場時は白人でしたが、本作では黒人俳優が演じておられます
  • 冒頭で見ていた古い映画は「地球の静止する日」ですね。ENTのトリップ・タッカー映画鑑賞会でも上映リストに入っていた映画です
  • この時代のU.S.S.アーチャーはNCC-627、24世紀にはエクセルシオ級NCC-44278という艦もあります。他にNCC-76725のロス級アーチャー号もあって、こちらはピカードシーズン3で名前が確認できます(もはや何が何やら)船名の由来は当然アーチャー船長ですね
  • シャトルの名前がスタメッツでした(笑)
  • パイク船長が未来を見たというのはDSCシーズン2第12話「影の谷を歩むとも」での出来事です。パイク船長をタロス人に託すのは2267年ですから、残り時間は10年よりも少ないですね。本当にあっという間です
  • パイク船長が映像で見せた第3次世界大戦は2026~2053年に起こります(年表参照)もちろん第3次大戦と優生戦争とは別の戦争ですので、今回の台詞回しだとちょっとおかしいですね。市民戦争の部分はDS9やピカードシーズン2の内容とも合致するのですが
  • 脚本のミスリードっぽく登場したサミュエル・カーク大尉という人物は、我らがジム・カーク船長のお兄さんです。TOSシーズン1第29話「デネバ星の怪奇生物」にて登場しているのですが……
  • スポックの婚約者トゥ・プリングはTOSシーズン2第1話「バルカン星人の秘密」に登場しています。婚約破棄のために決闘をけしかけた人です
  • 新しい保安主任のフルネームがラアン・ノニエン・シンということで、あの「カーン」の一族のようですね。また彼女は家族をゴーン人に殺されているとのこと。ゴーン人についてはTOSシーズン1第18話「怪獣ゴーンとの対決」があまりにも有名です
  • 通信担当にウフーラが登場!この時点では士官候補生とのことです
  • 惑星カイリー279はディスカバリーがシーズン2最終回で戦った場所から大変近く、その様子を観測できたため高度な技術を模倣できてしまったとのことです(そんな簡単に模倣できるものかなぁ)
  • ディスカバリーの事件は機密事項であるため、技術の出所も公には出来ません。そのためウーナ副長はわずか3名という極少数のメンバーでこの惑星を訪れたんですね
  • カイリー279の人々はパイク船長の説得で戦いをやめ、本来の手続きをすり抜ける形で惑星連邦に加わることになりました
  • 一般命令1条(未発達の文明への干渉を禁じた規則)が「艦隊の誓い」と呼ばれることになりました。理由があったんですね

今回の感想

長いこと待たされましたが、ようやくSNWが日本でも見られるようになりました。とりあえず今回は先行放送で第1話のみ視聴です。ちゃんと吹き替え版もありました!字幕だけの可能性も覚悟してましたので一安心です。

ようやく「Paramount+」が上陸してくれたのは素直に嬉しいところなのですが、視聴手段のハードルが少し厄介なのが残念です。

せめてAmazonプライムやNetflix並みの月額でオンデマンド契約できればありがたいのですが、現在では衛星放送かケーブルテレビとのセット契約しかなく、やや割高です。

それにラインナップもまだ乏しく、日本未放映分のローワーデッキもプロディジーもありません。せめてローワーデッキのシーズン4は早く見たいんですけどねぇ、なんとかして下さいよぉ。

閑話休題

さて、いつか見られる日のために極力情報を仕入れないようにしていたので、ほとんど何も知らない状態からの視聴です。

ナンバーワンに名前が付いたのも驚きましたが(苦笑)チャペル看護師が登場したのも驚きましたねー。古いスペースオペラ風に色っぽくて良い感じです! あとウフーラも吹き替えの声が妙にかわいくて好き!

やはりこう、1話完結型のスタートレックらしいシリーズは安心感がありますなぁ。連続ものの大河ストーリーも悪くはないんですが、あまり壮大なのだと見てて疲れちゃうんで、古くからのファンであるおじさんにはこのくらいが丁度いいのです。

今回はディスカバリーからの繋がりを意識しつつ、スタトレでは超基本なファーストコンタクトストーリーをベースにキャラクター紹介を配置するという、大変無難な第1話という感じ。

あとは、当然ながら従来シリーズとの関連性があちこちに配置されていてファン心理をくすぐってきますね。

基本的に知らなくても大丈夫なものが多いですが、それでもやはりディスカバリーのシーズン2は見ておいた方がいいでしょうね。シーズン2のネタバレがバッチリ流れますし、パイク船長の苦悩も今回の事件もそれが発端ですから。

本当は宇宙大作戦も見ておくといいのですが、未見の方に今から勧めるのはちょっと辛いんですよねーっ(苦笑)

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