サンキューマートの格安撮影ボックスが意外と良い!
先日、390円均一ショップのサンキューマートで撮影ブースを購入しました。以前からネットの一部で話題になっていたので、ちょっと気になっていたのです。
折りたたんだ状態で販売されており、組み立てるとこんな感じです。USB接続のLEDライトが付いています。これがかなり明るい。高輝度LED20灯を並べたバトンライトが上部に設置されています。
試しにガチャの公衆電話を撮影してみました。
サイズが小さい撮影ブースですのでプラモデル撮影には手狭でちょっと厳しいのですが、この程度の小物なら綺麗に撮れます。ただ20灯のLEDが剥き出しになっていますので、影が多重にブレてしまうのがちょっとした欠点かと思います。
それと最初iPhone付属のACアダプタを使って電源供給をしたところ微妙に点滅気味になって上手く光らなかったため、モバイルバッテリーを使ってみたら綺麗に光りました。使用する電源の直流出力性能には気を使った方が良いようです。
自作撮影ブースの欠点が良く分かりました
私は以前段ボール箱で自作撮影ブースを作り、プラモデルの撮影はそれで行っています。とりあえずまぁまぁ及第点な写真は撮れていたのですが、それでもイマイチ物足りないなぁ、とも思っていました。
今回この格安撮影ブースを試して見て、自作のブースに足りない物がハッキリしました。やはり照明の明るさが足りません。
サンキューマートの撮影ブースはこの大きさなのにタップリとLEDが設置されているので、とっても明るいのです。これに比べたらうちの自作ブースなど薄暗くてお話になりません。
そこで自作ブースの方に照明を足すことにしたのですが、折角ですのでこのサンキューマートの撮影ブースの照明を拝借してしまうことにしました。
ブースのパネルに接着されていますので、パネルを切ってライトだけにしてしまいました。ただこれ一個だけだとサイズの大きい自作ブース相手にはどう考えても力不足ですので、もう一個同じ物を買ってきて2本設置にしました。
1個390円(税別)の高輝度LEDバトンライトを2個購入したと考えれば、悪い買い物では無いでしょう(ブースのパネルは無駄になってしまいますが…)
これを自作ブースの方に取り付けたのがこちら
うわなにこれメッチャ明るい(苦笑)
この環境で試しにまた公衆電話を撮影してみたのがこちら
LEDの光をアクリル板で散らしているので、影が多重になることもありません。明るさが十分あるので、iPhoneで適当に撮影してもディテールまでシッカリ写せました。
これだけ明るさがあるなら、背景を濃い色にしても光量不足にはならないと思いましたので、背景を黒にしてプラモデルの方も撮影してみました。
こちらはiPhoneではなくコンパクトカメラで撮ってます。以前このプラモを撮影した際とカメラの設定は変えてないんですが、大分印象が変わりました。細かいところまで良く写るようになったのは良いのですが、おかげで塗装の粗もよく見えてしまいますね。
カメラの設定をもう少し煮詰めれば、もう少し良い写真が撮れそうです。ただカメラ沼にハマるつもりはありませので、あくまで出来る範囲でではありますが(苦笑)