今のところ全く影響なし!!
花粉症シーズンが到来して、例年なら速攻で影響が出始めるはずなのですが、今年については何の影響も出ていません。ちょっと鼻がムズムズするかなぁ程度の感触はありますが、マスクも使わず、薬も飲まず、ティッシュペーパーも消費することなく普通に過ごせています。
例年ですと冬の寒い時期の冷気と乾燥で鼻や喉を痛めてしまうことが多く、そのコンディションの悪さを引きずったまま花粉症シーズンに突入して速効で悪化してしまうのですが、今年の場合は冬の乾燥の影響を一切受けずに済んだことが大きかったかと思います。
これは昨年末に自作した睡眠ドームのおかげなのです(こちらの記事)
前回の記事を書いたあとずっと使い続けているのですが、思った以上に効果ありです。
現在の安眠ドームの状態
現在はこんな状態になっています。
まあ、あまり見てくれの良い物ではありませんが、効果があるという事の方が大事です。
現在はダイソーのパネルで作った安眠ドームにタオルケットを被せて断熱し、前面にはタオルでカーテンを作っています。
いろいろ試しましたが、隙間を作らずに箱の中を密閉状態にしてしまうことが大事だということが分かりました。
背面側をふすまにくっつけているのは寝返りをうった際に箱が動いてしまうのを防ぐためです。
これでを使った状態で寝ると、だいたい朝には箱の中がしっかり結露した状態になります。
これは自分の呼吸から出た水分なんですよねぇ。
箱がない場合は、この水分は部屋の中に拡散して窓ガラスに結露することになりますが、コレを使い始めてから窓ガラスの結露は大幅に減少しました。
また、結露していると言うことは箱の中の気温は箱の外の気温と大きく差があるということです。この中は適度に高い温度が保たれ、湿度も逃げていないという証拠です。
タオルのカーテン程度でもこの熱と湿度は意外と逃げないもので、朝起きて箱から顔を出すとかなり室温がひんやりと感じます。
ただカーテンがめくれていたりして隙間があると、そこから簡単に空気が逃げて、逆に冷気が中に入ってきます。そうなってしまった夜は明け方に鼻や喉が乾燥してしまうため、セッティングに失敗したことを後悔する羽目になります。
(この記事を書いている2月の気温なら、朝起きたときパネル内に必ず結露が出ます。出ていないようなら密閉失敗です)
コレは花粉症にも有効なのか…?(考察)
まだ本格的な花粉症シーズンではないため本格的な考察はこれからですが、現状で以下のような利点を考えています。
- 湿度が保たれているため睡眠中に鼻や喉の粘膜を痛めにくい
- 就寝中に症状が悪化しないなら、炎症などの症状の回復も期待出来る(?)
- 狭い箱の中は花粉などの浮遊物質の分量が限られている
- タオルカーテンがフィルターになるため外部からの花粉の侵入を抑えられる
- 花粉だけでなく寝室内を浮遊しているハウスダクトにも有効と思われる
- マスクのように就寝中に外れてしまうことがない
- マスクではカバーできない目などの顔全体を守れる
かなり希望的観測も含んでいますが、現状ではかなり可能性があると思っています。特にマスクのように外れてしまう心配がないのは大きいです。
これで今シーズンを上手く乗り切れると良いのですが……さて、どうなりますか
(シーズン後の検証編に続く)