TOHOシネマズが値上げするそうです
ニュースを見ていたら、TOHOシネマズが一般の鑑賞料金を1800円から1900円に値上げするというニュースをやっていました。
むむむ、映画ファンで年間かなりの本数を見る自分には大きな問題・・・と言うほどでもありません。最近自分はもっぱらイオンシネマズにしか行っていませんので。
ちなみに今回の値上げ発表をまとめると
- 一般 1800円→1900円
- ファーストデイ・レディースデイ・シニア・シネマズデイ 1100円→1200円
- 夫婦50割引 2200円→2400円
- 学生・幼児・レイトショーは 現行から変更無し
という内容だそうです。これレイトショー時間だけ混み合うようになるパターンでは・・・
たかが100円とあなどるなかれ・・・
他の映画チェーンがお値段据え置きの中で、単独で値上げを発表するというのはちょっと厳しいんじゃないかな? と思います。コストがかかるから値上げというのは分からないことはないのですが、だったらガラガラの劇場に人を呼ぶ事をもっと考えた方が良いんじゃ無いでしょうか。値上げって真逆の行動ですよね(消費税増税問題にも繋がる話ですが)
今は映画以外の娯楽も多く、かなりの人気作品でも劇場が満席になるのは公開直後の休日だけ、なんてことがほとんどだと思います。価格が上がったら映画見に行くのをやめて他の遊びに行ったりアマプラやNetflixを見たり、値段据え置きの別の映画館へ行く方を選ぶんじゃないでしょうか? そう考える方は少なくないはずです。
特に首都圏は映画館が乱立状態ですからね。ちょっと移動すればすぐ別の映画館あります。私の家の近くでもTOHOシネマズ2件とイオンシネマ2件がありますし、ちょっと脚を伸ばせば更に複数の映画館があります。どうしてもTOHOシネマズでしかやっていない作品があるときは兎も角、積極的にTOHOを選ぶ理由は無くなってしまいましたね。
今TOHOさんは業績も安定しているので少し強気になっているのかもしれません。そういえば最近、焼き鳥チェーンの「鳥貴族」が強気で値上げした結果集客力が急低下、今期一気に赤字転落になったことが話題になっていますね。
私は実は鳥貴族は行った事が無いのですが、低価格戦略で客に評価されていたのに値上げをして客離れを招いてしまったのだそうです。またハイペースな店舗数拡大も裏目に出たようです。
TOHOシネマズの劇場も多いですよねぇ。ここ数年でだいぶ増えたように思います。まあ数だけ見るとスクリーン数トップはイオンでTOHOは2位なんですが、映画産業ビジネス中心のTOHOと、ショッピングモールからまるごと運営するイオンでは状況はだいぶ違うように思います。はたしてイオンは値上げに追従するのかな?
イオンシネマ1000円!最強の割引は間違いなくこれ
とはいえ、私は最近本当にTOHOシネマズの方には行っていないです。
以前はTOHOの方でしかやっていない作品を見るために割と行ってたんですが、イオンの幕張が出来てからはそっちへ行く事が増えました。上映館数が少ないアニメ作品でも幕張でやってくれる事が割とあって助かります。いやー、ありがたい。
イオンシネマは普段から割引きが多く、
- 毎月1日が1100円になるハッピーファースト
- 月曜日が1100円になるハッピーマンデー
- 55歳以上が1100円になるハッピー55
- 平日朝10時までの上映作が1300円になるハッピーモーニング
- 毎日20時以降が1300円になるハッピーナイト
- 夫婦どちらかが50歳以上だと2人で2200円になる夫婦50割引
といったものがありますが、実はその他に最強の割引手段があります。私も使っています。それは「オーナーズカード」割引です。
イオンの株主になるともらえる「オーナーズカード」を使うと、いつでも大人1000円、中学生以下800円になります。イオンカード特典でも似たような割引はありますが、オーナーズカードはいつでも自動券売機でこの価格で購入できます。しかもポップコーンかドリンクのいずれかが選べる引換券までも付いてきます。このカードは映画だけで無く普段の買い物でも割引の恩恵を受けられますので、間違いなく最強です。
イオンの株式を買う、という点だけがちょっとハードル高いのですが、それでも利用している人はかなり多いようです。オーナーズカード持ってるとイオンのラウンジにも入れるんですが、休日に行くと大体満席。こんなにオーナーズカード持ってる人いるのかと驚きます。むしろイオンの経営が心配になってしまいますよ(苦笑)
※割引は便利ですが株式の売買には当然ながらリスクも伴います。くれぐれもご注意を・・・