【創彩少女庭園】1/10眼鏡フレームの塗装のやり方
創彩少女庭園 結城まどかを作るよ(番外編)
自分が先日製作した「創彩少女庭園」第一弾の結城まどかさんには眼鏡をかけるという加工をしたのですが、スケールがおよそ1/10という小さいサイズのためフレームの塗装には苦労しました。
第二弾として予定されている小鳥遊暦さんの場合は標準で眼鏡が付いてくるわけですが、コトブキヤさんのブログ(こちら)を拝見すると、やはりフレームは自分で塗らなければならないと分かります。
細かい作業になるため、最初から塗装を諦めるとか、眼鏡をかけさせるのを止めるといった選択をする方は多いような気がしますが、折角付属するのですから綺麗に塗って飾ってあげて欲しいと思うわけです。
透明パーツのためどうしても作業のやりにくさはありますが、ポイントさえ押さえれば綺麗に塗装できますので、その辺のノウハウをご紹介致します。
(確かにちっちゃい……)
小鳥遊暦さんの眼鏡フレーム塗装に向けて
今回私がフレーム塗装に使った塗料と道具はこちらです。
使用した塗料は水性ホビーカラーのクリアーレッド、使用した筆はタミヤの面相筆(極細)です。
私は筆にはあまりこだわりがなくて、タミヤの安い筆を使うことが多いです。どこの模型店でもすぐに入手できますからね。そのかわり毛先が荒れてきたらすぐ交換してしまいます。長持ちには期待していません。
水性ホビーカラーを使ったのは、はみ出した場合の処理が楽だからです。
水性ホビーカラーの場合、はみ出した塗料は固まってからでもマジックリンで拭き取ることが出来ます。他の塗料ですと乾いてから削るか溶剤で拭き取ることになりますが、透明パーツが相手では削ると傷になりますし、溶剤で拭きとると白く曇るリスクがあります。マジックリンならその心配はありません。
実際に作業するにあたっては、まず先に別の眼鏡パーツで練習しました。いきなり本番に挑む自信は無かったので……
今回使用したPLUMの眼鏡は14種類の眼鏡が付属しており、使わない物が沢山ありましたから練習材料には不自由しませんでした。
筆で慎重に塗料を乗せていきます。
はみ出さずに綺麗に塗れれば申し分ありませんが、どうしても多少ははみ出しが出てしまいます。
そういった箇所はフィニッシュマスターにマジックリンを付けて丁寧に拭き取ってあげます。
拭き取りすぎて必要な部分まで拭ってしまったら再度面相筆で手直しです。この辺はじっくりやるしかありませんが、フィニッシュマスターを使うと割とギリギリの線まで攻められますので、かなり綺麗に出来るんじゃないかと思います。
ただやはり物が小さいですので、私の場合最大の難敵は視力です(苦笑)
ハズキルーペなどの拡大眼鏡がないと、とてもこんな細かい作業は出来ませんね。