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08.ローワーデッキ(LD)

スタートレック:ローワー・デッキ S3第1話「自宅待機」 あらすじや感想や元ネタ解説など

投稿日:2022年8月26日 更新日:

(以下、ストーリーのネタばれを含みます)

シーズン3第1話(通算21話)「自宅待機」”Grounded”のあらすじ

パクレド星破壊の容疑でフリーマン艦長は逮捕され、セリトスは宇宙ドックにて立ち入り禁止措置となった。

上層部の陰謀があると感じたマリナーはいつものメンバーを集め、無実の証拠を得るために、セリトスのある宇宙ドックへと潜入を試みる。

艦隊の転送施設へとやってきたマリナー達だったが、ちょうど地球を通りかかっているヴェルーガメントという宇宙生物のせいで転送ビームが使えなかった。

そこでファーストコンタクトを記念するテーマパークのアトラクションを利用して宇宙へ出ることを思いつく。

なんとかセリトスへの侵入に成功したマリナー達だったが、ボイムラーの記録はおふざけの部分が多く証拠として使うにはあまりにも不完全だった。

意を決したマリナーはボイムラー達をシャトルで追い出すと、セリトスを強奪して離脱しようとする。

ボイムラー達はなんとかマリナーを制止するが、今度は艦隊保安部に包囲されてしまった。なんとか誤魔化そうとする彼らを救ったのはフリーマン艦長だった。

マリナー達がドタバタやっているうちに艦隊は真相を掴み、艦長の無罪は証明されていたのだ。

だが勝手な行動を繰り返すマリナーの扱いに手を焼くフリーマン艦長は、マリナーをランサム副長直属とし、一層厳しく扱う決断をするのだった。

情報を整理してみる

  • 冒頭にスタートレックのオープニングロゴ映像が入るようになりました
  • セリトスの航行記録はデブリフィールドの影響で破壊されており、無実を証明することが出来ません
  • 記録好きのボイムラーはセリトスの詳細な記録を残していました
  • 故郷ではボイムラーはかなりモテるようです(苦笑)
  • トゥボックは中佐に昇進しているようです(ヴォイジャー終了時は少佐)
  • 今回の爆破事件は全てパクレド人の自作自演で、その罪をフリーマン艦長になすりつけようとしたものでした
  • ちなみにフェルマーの最終定理は現実では既に証明されています
  • 今回の宇宙歴は不明です

今回の元ネタ解説

※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。

  • FNN(Federation News Network)はピカードシーズン1第一話「追憶」にてピカードをインタビューしていたのと同じ放送局です。ショートトレック「火星の子ら」でも登場します
  • ボイムラーの実家がブドウ農園というのは当然ピカード農園のパロディですね。ワインではなく干しぶどう農家だそうですが
  • シスコの実家のクレオール料理店が登場。お父さんはまだ元気なのかしら?
  • 台詞に出てくるガンボというのは、クレオール料理の基本になるスープストックのことだそうです
  • ラザフォードのセーターはジェイク・シスコが着ていたのと同じ柄ですね
  • ラザフォード達が「ロンドン・キングスの試合観戦に行く」と言ってましたが、ロンドン・キングスはシスコが好きだったバック・ボカイ選手の所属していた野球チームです。スタトレ世界ではプロ野球は廃れているのですが、もしかしたらこの時代にはまた復興しているのかもしれませんね
  • ケトラセル・ホワイトはドミニオンがジェムハダーを支配するのに使う物質なのですが……まさか調味料になっているとは(苦笑)
  • モンタナ州のボーズマンは劇場版「ファーストコンタクト」の舞台。当時プロデューサーだったブラノン・ブラーガ氏がここの出身なのです
  • フェニックス号については説明不要ですね!
  • 「まるで第三次世界大戦後」なんて台詞がありましたが、第三次大戦の終結が2053年、バルカン人とのファーストコンタクトが2063年4月5日です(年表参照)
  • ホログラムで登場したゼフラム・コクレーンの声は、原語では「ファーストコンタクト」で同役を演じられたジェームズ・クロムウェル氏が担当されています。日本語吹き替えは当時担当された坂口芳貞氏が既に他界されているため変更になっています
  • モーガン・ベイトソン艦長はTNGシーズン5第18話「恐怖の宇宙時間連続体」で登場したU.S.S.ボーズマン(NCC-1941)の艦長です。90年の時間を超え、24世紀で活躍しているようですね

(追記)

  • ニュース放送のテロップによると、チューチューダンスのゼビュロン姉妹は艦隊の船でのライブをジェリコ提督によって禁止されたようです。ジェリコさんといえばTNGシーズン6「戦闘種族カーデシア星人・前後編」で登場した代理艦長ですね
  • 同じくテロップで言及されていた”Sonny Clemonds”という人はTNGシーズン1第26話「突然の訪問者」で冷凍睡眠から蘇った3人の20世紀人の一人でミュージシャン

今回の感想

ギリギリまで本当に配信されるのかヤキモキさせられましたが、唐突に配信が始まりました!!アマゾンさんもう少しちゃんと告知して下さいよ!頼むから!

ケトラセル・ホワイトがタバスコかハラペーニョソース扱いなのは笑いました。

あとファーストコンタクトのバルカン船が滑り台なのは吹いた。あそこで鏡像宇宙ごっこやりたいなぁ(苦笑)

食料がレプリケーターで簡単に手に入る時代に本物のブドウ農園を経営してるって、ボイムラーって実は結構いいところのボンボンなんじゃ……

艦長の冤罪の方は、結局マリナーが空回りしている間にアッサリと片付いてしまうというのが実にローワーデッキらしいですね。サクッと解決するんじゃないかと思ってましたよ。

「ピカード」を見てると艦隊の衰退が感じられて、あまり艦隊上層部を信じる気にはならないのですが(苦笑)この頃の艦隊は頼もしいですね。

ベイトソン艦長なんてマイナーキャラを突然出してきたのは、ボーズマン繋がりでしょうかね。あとトゥボックの登場は嬉しかった。少しくらい台詞が欲しかったですけどねぇ(ちなみにトゥボック役のティム・ラス氏は「宇宙探査艦オーヴィル」シーズン2第11話「過去との通信」の方でゲスト出演されています)

今回はファーストコンタクトネタが多めでしたが、地味にDS9ネタも多くて嬉しかったですね。現行のシリーズで一番DS9ネタを拾ってくれてるのがこのローワーデッキですからね。

というわけで、どうにかシーズン3もほぼタイムラグ無しで見られるようになって本当に良かったです。心底ホッとしています。

これでしばらくは金曜日が楽しみになりますね。

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執筆者:


  1. ミディクロリアン より:

    以前も小ネタ絡みの質問をさせていただいた者です。前回はありがとうございました。

    今回も小ネタ絡みの質問になるのですが、season2,season3のアニメのOPで、最後のボーグキューブとの戦闘にセリトス号が巻き込まれてるシーンが、season1と変化をしていることに気がついたのですが、その部分も小ネタ解説をしていただけると嬉しく思います。

    season3のOPでボーグキューブの後ろにある「巨大な雪の結晶」みたいなものは、何なのでしょうか?ドラマ・ピカードに出てきた女王の旗艦みたいなのともデザインは違うし、解説をしていただけると嬉しく思います。またseason2のOPの変化も小ネタを教えていただけると嬉しく思います。

    • raccoon81920 より:

      あのシーンでシーズン2から加わったのはクリンゴンバードオブプレイとパクレドのクランプシップです。
      クランプシップはシーズン1の最終回で登場した船のマイナーチェンジバージョンですね。
      シーズン3から加わったのは結晶生命体です。TNG「アンドロイドの裏切り」「殺戮の宇宙水晶体」に登場しています

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