シュトーレンでちょっとだけクリスマス気分
別に私はクリスマスだからといって何をするわけでもありませんが、ちょっとくらいはクリスマスらしい物を食べるのも良かろうと思い、シュトーレンを買ってきました。
ドイツの伝統的なパン菓子です。
先週、輸入食品店のカルディに行ったらいっぱい売っていたので買っておいたのです。ちなみに今日店を覗いたら綺麗さっぱり売り切れていました。
あまり沢山の量を買っても持て余すだけなので、小さい200gの方を購入しました。
商品情報
- 商品名 シュルンダーミニマジパンシュトーレン
- 購入場所 カルディ(店舗)
- 購入価格 499円(税別)
- 輸入者 株式会社オーバーシーズ
- 内容量 200g
マジパンというのはマルチパンともいって、砂糖とアーモンドを練り込んだ菓子だそうです。マジパンシュトーレンと言った場合はこのマジパンを練り込んだものを指すそうです。
200gとは言いますが、密度が高くギッチリと固まっていますので持ってみるとズッシリとした重量感があります。
スライスしてみるとマジパンの塊が見えますね。あとはレーズンがずいぶんたくさん入ってます。
本格ドイツパン屋のシュトーレンも買ってきた
カルディで買ってきたシュトーレンは明らかに大量生産品ですが、折角ならもう少し高級な物と比較してみたいと思い、別のシュトーレンも買ってきました。
こちらはうちの近所にある本格的なドイツパンを焼いているパン屋さんの物です(ここのバゲットが美味しいのでよく買うのです)
この店のシュトーレンは塊で買おうと思っても早々に予約完売してしまっている人気商品なのですが、クリスマス当日でもスライスした物を小分けして売ってくれています。
写真の物は薄切りの小さい物が2枚入って200円(税別)でした。
いや、マジ薄いんですけどね(苦笑)それでもこうして当日にこの値段で小売りしてくれているのはとても良心的だと思います。
というわけで比較してみます
左が本格パン屋さんの物、右がカルディで買ってきた物です。
生地の見た目からして違います。パン屋さんのはすぐにポロポロと崩れて、あまりパンという感じはしなくて「こういうお菓子なんだ」という気がします。輸入品の方はそれよりも生地がしっかりしていて普通のパンに近く、あくまでパンの一種という感じです。多分小麦粉の分量の違いなんじゃないかしら。
食べ比べてみたところ、意外なことに輸入品の方が甘さ控えめでした。パン屋さんの方が甘いです。
輸入品は輸送に時間がかかる分、日持ちさせるために砂糖多めにしてるんじゃないかと予想していたのですがハズレでした。
ただ味の複雑さはやっぱりパン屋さんの方ですね。具体的に何がどう違うかというのは上手く言えないのですが、食べていてこっちの方が高級な感じがします。発酵食品ですのでしっかり熟成が進んでいるということなのかもしれません。まあ、単なるプラシーボ効果という可能性も否定できませんが(苦笑)
とはいえ、カルディの輸入品の方も決して負けているわけではありません。これはこれで十分に満足感があります。さすがに全部一度に食べるのは多すぎるので少しずつ楽しみますが、値段も手頃ですし来年もまたリピートしても良いかもと思えます。
個人的には安価で手軽に購入できて分量的に満足感のあるということで、コストパフォーマンスも含めた総合評価ではカルディの方に1票かな。どうも根が貧乏性ですね(苦笑)