シマノ11速化に伴うホイール互換性問題の話
※こちらの記事は2018年時点の情報が元になっており、それ以降の新商品などの情報は含んでおりません
パーツ交換の話を始める前に…
ドロップハンドルのロードをフラットバーハンドルに変更する場合、どうしてもブレーキレバーと変速レバーはフラットバー用に交換するしかありません。
しかし互換性が色々・・・いやかなりやっかいなのです。この話は長くなりますぞー
最初に私のロードについて説明しておくと、まず11速ではありません、10速です(ちなみにBSモールトンと通勤用ランドナーは9速です)
11速が出た時にはもちろんグレードアップを考えましたが、その時点で私
シマノホイールを3セット(と後輪1つ)持ってたんですよ!!!
この意味がおわかりいただけますでしょうか。しかも持っていたホイールのうち1セットは悪名高き「10速専用ハブ」ですよ!
わかる人はうわーと思われたことでしょう・・・
シマノホイールを選びたくなくなった理由…
ホイールを販売しているメーカーは数多くありますが、シマノは最大手の1社であるにもかかわらず、11速発売の際に旧製品の11速への対応を一切しませんでした。
フルクラムなど他のメーカーは対応用交換フリーボディ別売してたのに、です。
つまり11速に変更する場合、手持ちの10速ホイールはすべてお払い箱となり、新規に11速用のホイールを購入し直さなければならなかったということです。
シマノはこういう風に商売優先でユーザーを切り捨て無理にでも買い換えさせよう、ということをよくやるのです・・・(業種は違いますがアップルとかも割とやりますよね・・・)
ちなみにその時持っていたホイールは
- WH-7850-C24-CL(軽いのでヒルクライムでは一番使った。膝を悪くした2017年に売却)
- フルクラムレーシングゼロ(派手に事故ったりした思い出深い品・・・その後売った)
- WH-6600
(10速専用、何でこれ買ったんだったか思い出せない・・・これは膝を悪くした時にセカンドバイクと一緒に売った) - WH-R500(後輪のみローラー専用で所有、後に分解(後述))
- 6600ハブを使った手組
(当初TB25リムで組んだチューブラーホイール。前輪はまだそのまま使ってるが、後輪は後にハブを流用してZTR340リムで組み替え。だけどZTR340は強度に問題があるリムだと聞いて使用停止。その後、LWC wheesで買った格安カーボンディープチューブラーリムに組み替えて現在も使用中)
上記のうち今もそのまま手元に残して使ってるのは一番下の手組だけです(膝を悪くしたときに手持ちの機材はだいぶ整理してしまいまったのです)
ただそれだと手持ちの前後セットがチューブラーだけになっちゃうので、その後もう1セット普段用にクリンチャーで組んだのがこれ↓
- XR200リム手組
(前後とも24hで手組み。前輪に24hは多いような気もしますが、前は剛性過多気味の方がガッシリして好きなのでこうしました。前輪のハブは特売品を見つけたので奮発してデュラハブ、後輪のハブはローラー専用で後輪だけ使ってたR500をバラしてハブだけ再利用して組み替え。なんともチグハグなホイールですが・・・リムが軽いのでかなり軽快に走ります)
まあ定番のR500のままでも良かったんですが、その辺はちょっと遊んでみたかったもので。
というわけで、前置きがえらく長くなりましたが
今後パーツ関連の話における私の経験談は10速が中心になります。11速は持ってないため詳しくはありませんが、分かる範囲では言及するつもりです。
ただ10速以下に話を限ったとしても、シマノパーツの互換性についてはわかりにくくて面倒くさいのです。
それにしても、10速用のパーツもだんだん入手しにくくなってきましたね・・・正直自分は10速で十分なんですがねぇ。
シマノの販売戦略は好きではありませんが、R500シリーズについては好きです。この安さでこの性能は他社ではそう簡単には真似できない代物です。11速化は出来ませんが、10速以下には共通して使えるため、未だにベストセラー商品になっている定番の傑作ホイールですよ。