【超初心者向け】ハンドルバー交換の基礎知識
※こちらの記事は2018年時点の情報が元になっており、それ以降の新商品などの情報は含んでおりません
ハンドルを交換しよう
ドロップハンドルをフラットバーロードにするには、ブレーキレバーや変速レバーといったパーツも必要ですが、何はともあれ、ハンドルバーを交換しなければ話が始まりません。
私はハンドルだけではなくステムまで取り替えて色々とポジションをいじり回しましたが、単にハンドルを変えようというだけなら、ステムはそのまま流用しても問題ありません。最初はそのくらいから始めるのがいいんじゃないかと思います。
ただし部品の規格や寸法には気を付けなければなりません。
おそらく最近のロードであればアヘッドステムでハンドルを固定していると思いますので、とりあえずはそれを前提に話を進めてみます
↓アヘッドステムってのはこういう奴
さてこのアヘッドステム、意外と規格がやっかいで、詳しく種類の解説を始めるとかなり長くなってしまいます。あまりそれを細かく解説しても仕方が無いので、ここではパスします(ステム周りとポジションの話はまた別の項で)
さて、ステムそのままでハンドルだけ変えるとなると、外す場所はここしかありません
大抵は4mmないしは5mmあたりの6角棒レンチで外せます(どうでもいいけど、なんで自転車業界だけこれをアーレンキーって呼ぶんでしょうね)
ホームセンターでも色々売っていますが、千円程度のセット品で十分に使えます。
このハンドルを固定しているクランプ径のサイズについては大まかに二種類あり、最近のロードであれば31.8mm、少し古いロードなら26.0mmのはずです。0.1mmでも違うと取付がちゃんと出来ませんので良く確認しましょう。ハンドルを外して確認すれば、ステムやハンドルバーにサイズが書いてあるはずです。
この写真の品だと31.8mmですね。110mmと書いてあるのはステムの長さ、73°はステムの角度です。ちなみに私はステム買うときは73度と決めてます。この方が取り付けた時ステムが水平になってカッコいいのです!!
さて、この寸法にあったフラットバーハンドルを用意することになりますが、アルミにするかカーボンにするかは予算次第です。まあとりあえずアルミならこの辺が無難なところでしょうか・・・
ハンドルバーには他に25.4mm径のMTBやママチャリ向けハンドルバーもありますので間違えてそちらを購入しないように御注意を。
これをステムに取り付けるわけですが、その前にハンドルの幅を決めてカットしておいた方が楽です。カットには100円ショップで売っているような金属ノコギリでも十分に切れますが、アルミならパイプカッターを使った方が綺麗で簡単に切れます (※パイプカッターはカーボンハンドルには使えませんのでご注意を!)
最近は100円ショップでもパイプカッターを置いてたりするそうです。ただし価格は100円ではないそうですが。
といったところで次回へ続く