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06.ディスカバリー(DIS)

スタートレック:ディスカバリーS1第10話「我の意志にあらず」あらすじとか情報整理とか感想とか

投稿日:2020年4月20日 更新日:

シーズン1 第10話「我の意志にあらず」Despite Yourself

クリンゴンの遮蔽を打ち破る手段を手に入れたと思いきや、ディスカバリーは未知の宇宙に放り出されます。

果たしてここはどこなのか…

ちなみに今回の監督はライカー副長役のジョナサン・フレイクス氏が務めています。

(以下ネタバレあり)

第10話のあらすじ

ディスカバリーは突然現れたバルカン船に攻撃を受ける。状況の変化から、ロルカ船長はいち早くこの世界が別の宇宙であると気付く。

クリンゴン艦の残骸から得たデータでこの世界の情報を得たバーナム達は、船をI.S.S.ディスカバリーに偽装する。

また、以前この宇宙に来たというU.S.S.ディファイアントの存在を知り、これが帰還のための手がかりになると考える。

U.S.S.ディファイアントの情報を得るため、バーナム、ロルカ、タイラーはI.S.S.シェンジョウへ潜入する。

犯罪者として拷問室送りになるロルカ、船長の座に座るバーナム。タイラーはバーナムの護衛として付き従うのだが…

情報を整理してみる

  • せっかく作り上げた対遮蔽アルゴリズムを艦隊に送れなくなったため、なんとしても元の世界に帰る必要がある
  • スタメッツ大尉は精神障害を起こし会話も出来なくなってしまう
  • 鏡像宇宙側のディスカバリーは入れ替わりで元の宇宙に転移した模様
  • タイラー大尉はPTSDが悪化し任務に支障が出るようになってしまう。ドクター・カルバーの検査によると精神と肉体を大幅に改造されているようなのだが、会話の途中でドクターはタイラーに殺されてしまう
  • 鏡像宇宙での役割は……
    ロルカ船長 → 皇帝暗殺の容疑者で逃亡犯
    バーナム → シェンジョウの船長
    ティリー →  ディスカバリーの船長

鏡像宇宙について

  • ディスカバリーが飛ばされたのは平行世界の鏡像宇宙。鏡像宇宙にはこちらの世界と同じ人物が存在しますが、基本的にみな鏡写しのように反対の性格を持っています
  • この時代の鏡像宇宙ではテラン帝国が暴力的な覇権国家として銀河の一大勢力となっています。人類以外の異星人は連合してテラン帝国と戦っています
  • 鏡像宇宙が題材になった過去シリーズの主なエピソードは以下の通り
    「宇宙大作戦」33話、「イオン嵐の恐怖」
    「ディープスペースナイン」43話、「二人のキラ」
    「ディープスペースナイン」65話、「鏡の裏のシスコ
    「ディープスペースナイン」92話、「鏡あわせのジェニファー
    「ディープスペースナイン」132話、「聖者の復活」

    「ディープスペースナイン」162話、「平行世界に消えたゼク」
    「エンタープライズ」94・95話、「暗黒の地球帝国(前後編)」
    他に宇宙大作戦の64話「異次元空間に入ったカーク船長の危機」もちょっと関係があります
  • 拷問室には「エンタープライズ」に登場した拷問装置が設置されていましたね。
  • ちなみにDS9の時代になると鏡像宇宙とは普通に行き来する方法があったりテラン帝国が滅んでいたりするんですが、それはまた別のお話ということで……

今回の感想

この展開にはビックリしましたよー!まさか鏡像宇宙に舞台を移すとは!!

過去シリーズの関連エピソードを見てない人は完全に置いてけぼりの展開です!ひでえ!(苦笑)

鏡像宇宙ではディスカバリーの船長はティリーというのが笑えます。だんだんノリノリで演技し始めるのがまた愉快ですね。

今回は急展開のため情報量がとても多いです。その分ストーリーの展開自体は遅めですね。

一方でタイラー大尉の問題が大きくクローズアップされてきました。ルレルがタイラーに「何か」をしたのは間違いないのですが、その内容はまだ分かりません。いやはや、この怒濤の展開の中でこんな問題まで同時進行で進めてくるものですから、ちゃんと見てないと理解が追いつきませんよ。

しかしドクター・カルバーがこうもあっさりと殺されてしまうのは本当に意外でした……

(余談)U.S.S.ディファイアントについて

ここで登場したディファイアントとは「ディープスペースナイン」に登場した有名な船ではありません。今回触れられているのはカーク船長の時代に行方不明になったNCC-1764の方です。

初出は「宇宙大作戦」の64話「異次元空間に入ったカーク船長の危機」においてです。

2268年、謎の空間異常に巻き込まれてクルーは全員死亡、船は消滅し行方不明になります。

この話は消滅しかかったディファイアントからカーク船長を救出するというのがお話のメインになっているため、ディファイアントが消えた原因やどこへ行ったかについては一切触れられていません。

原因やその後が語られるのは「スタートレック:エンタープライズ」94・95話、「暗黒の地球帝国(前後編)」です。

原因は約100年前に行われた鏡像宇宙のソリア人による実験で、時を遡って鏡像宇宙側に出現したディファイアントはソリア人に拿捕されています。これをテラン帝国 I.S.S.エンタープライズのアーチャー船長が手に入れて皇帝の座を狙うというストーリーです。

この事件で100年後の進んだテクノロジーを手に入れたテラン帝国は、強大な武力で覇権を握ることになるというわけです。

現在のディスカバリーが居るのはアーチャー船長の時代から約100年後、ディファイアントが消滅する約10年前というわけですね。

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