ブレーキレバーのオプション
※こちらの記事は2019年時点の情報が元になっており、それ以降の新商品などの情報は含んでおりません
ハンドルポジションを増やす その1
ブレーキとシフトレバー周りの話が一通り終わったので、次はハンドル周りの話です。
フラットバーロードのメリット・デメリットの話になると必ず出てくるのがポジションの件です。ドロップハンドルに比べて握る箇所が限定されるため、長距離は疲れる、と言った内容が多いと思います。
あくまで私の考えですが、
フラットバーは初心者・初級者にも扱いやすいですし、ある程度自転車に乗り慣れた人間にとっても、扱いやすい分余裕を持って乗れますので、むしろ疲労については有利な面もあるんじゃないかと思います。
また、ドロップハンドルのロードに乗り慣れている人間は体幹も鍛えられているでしょうから、ハンドルの持ち位置が少なくなったからと言って、それだけで長距離の疲労が極端にひどくなることもないはずです。
大体長距離で手が疲れるという場合は、フラットハンドルだろうがドロップハンドルだろうがハンドルに体重かけすぎなんですよ!そう思いません???
ただ、ドロップに利点があるのは重々承知しています。
以前にも書きましたが、特に下ハンドルを持ってのパワフルな動きはドロップハンドルにしか出来ません。
とはいえ、下ハン持って全力スプリントするようなシーンがどれだけあるかというと、その点はちょっと疑問ではあります(私なんかはレース出たところでゴール前に絡めるような実力は全くありませんし)
サイクリングロードで強い向かい風の時に、下ハン持って深く前傾して空気抵抗を抑えつつ出力を上げる、といった使い方はしてましたかね・・・(でも空気抵抗抑えるにはブラケットに手を被せるように持って腕を水平にした方がいいという話があったような気も)
閑話休題
まあハンドルに握れる箇所が多いなら、それにこしたことがないのもその通りです。フラットハンドルの場合、まず考えるのはエンドバーの取り付けですね。
一般的な、普通のエンドバーというとこんな形状でしょう。写真は20年以上前に買ったMTBに標準で付いていたエンドバーです。
欠点はやはりエンドバーを握っているときはブレーキがかけられないことですね。エンドバーとブレーキレバーの位置関係によっては、ちょっと小指を引っかけてブレーキかける、なんてことをする場合はありますけど。
また、今はもう売っていないのですが、昔はこんな商品もありました。
こんな風に取り付けます
これを使うと、エンドバー使ってるときもしっかりブレーキがかけられるという商品なんですが、欠点としてはブレーキレバーの形状によっては取り付けできないことと、わりとすぐ緩んで外れます(苦笑)
走行中外れたら危ないですよねー
また、極めてマイナーな商品ですが、大昔にはこんなブレーキレバーもありました。なんだか大昔のツーリング車のブレーキを思い出しますね。
外れる心配はないですし、ものすごくしっかり握れます。
外見もなんか尖っててカッコイイので私は結構好きだったんですが、消えちゃいましたねぇ。テクトロさんまたこういうの作ってくれないかなー
(できれば現行ブレーキ比のNewスーパーSLR互換で)