スタートレック: SNW・S3第5話「時間のレンズの向こうに」あらすじや感想など
シーズン3 第5話「時間のレンズの向こうに」”Through the Lens of Time”のあらすじ
エンタープライズはコービー博士の遺跡調査に協力するため、ヴァディア9号星へとやってきた。
医療スタッフのギャンブル少尉は初めて上陸任務に参加することになって大興奮。さらに艦隊の記録映像を撮影するため、オルテガスの弟ベト(フンベルト)も任務に加わることになった。
コービー博士の読み通り、惑星の地下には高度なテクノロジーを持った神殿が隠されていた。
神殿内で死体が発見されたことから、一旦は調査を続行するか中止するかの判断に迫られるが、マクルーンの担当者ンジャルの希望で調査続行が決まった。
しかし死体の所持品から発見されたカプセルの爆発でギャンブル少尉が重傷を負ってしまう。
ギャンブル少尉は急ぎ医療室に収容され、調査の一時中止が命令される。
だが神殿の奥にあったオブジェクトを見て顔色を変えたンジャルは、逃げだそうとして罠にかかり殺されてしまった。
同時に入り口の扉が閉まり、上陸班は神殿に閉じ込められてしまう。
上陸班は脱出の手がかりを探すため、あえて神殿の奥へと進むのだが……
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は2184.4
- ヴァディア9号星での発掘については「ウェディング・ベル・ブルース」でチラッと触れられていました。ということは、もしかしたらこの遺跡は “Q" とも何らかの関係があるのかもしれませんね
- ヴァディア星系はマクルーンという連邦非加盟種族の領域にあり、上陸する人員も最小限しか認めてくれないようです
- この神殿を作ったマクルーンの先祖は、複数の銀河系間を旅するような高度な技術を持っていたようです
- 神殿のパネルには、なぜか中国語の表記もありました。何万年も昔に作られた神殿なのに、何光年も離れた地球の言語があることからも、この神殿が時間や空間を超越していることが察せられます
- 爆発したカプセルはエネルギー生命体の格納容器だったようです。神殿にはそれが無数に収められており、どうやらここはその生命体を閉じ込める「牢獄」だった模様です
- この生命体……「パラサイト」または「ヒッチハイカー」は、別の次元からやってきたようです
- この神殿内では原因と結果が逆転していることに気づいたスポックの機転で、上陸班は脱出に成功しました
- 爆発によって「パラサイト」に支配されてしまったギャンブル少尉は、神殿から仲間を解放しようと暗躍し始めますが、ペリア中佐によって阻止され死んでしまいました
- パテル船長はドクター・ムベンガやスポックの尽力によって無事回復していましたが、彼女に融合したゴーンの遺伝子は「パラサイト」を本能的に敵として認識し、殲滅しようと考えるようです
- ギャンブル少尉から飛び出した「パラサイト」は再びカプセルに捕らえられ、転送バッファの中に保管されました(そのうち復活してきそうなパターンですね……)
転送バッファに保存するというアイデアは複数のシリーズで行われていますが、最初にやったのはTNGシーズン6第4話「エンタープライズの面影」においてです。つまり今回やった当人の仕事ですね - 異次元からやって来る敵というのはあまりスタトレ的ではない感じもありますが、シリーズでは結構出てきたりしてます。エネルギー生命体や亡霊に乗っ取られるみたいな話も割とありますね。悪意の塊という存在もパーレイスとかありますし。
今回の存在については「パラサイト」「ヒッチハイカー」と呼んでいたあと、最終的に「ヴェズダ」という呼び方に落ち着きました。この呼び方がどこから出てきたのかは不明ですが、今後はこれが固有名詞になるようです - 艦隊とマクルーンは遺跡を封鎖することに決定しました
今回の感想
ギャンブル君退場するの早かったな……やはり視聴者に馴染んでない名前ありキャラが急に上陸班に加わったら、服が赤じゃなくてもダメなのか……目の怪我の描写は結構エグかったですけど、シーンによってはパンダみたいでちょっと笑ってしまいました(もしくは西川のりおのオバQ、と言って通じるだろうか……w)
今回はダンジョン探索物という趣向。罠のある同じような部屋を探索していくというのは、映画「cube」をちょっと思い出しました。謎が明確にされないまま終わるというのも似た感じ。
いくつもの次元が折り重なって無限に続いてるるような描写は「インターステラー」の本棚の裏っぽくもあったり。それだけ時間も空間も超越した技術があるということならば、やはり “Q" と関連があっても不思議は無い気もします。
ゴーンが「ヴェズダ」を認識できるというのは、エル・オーリアン人が “Q" を認識できるのと同じような立ち位置なのかも。ペリア中佐の使い方にもガイナン的なものを感じます。
正直今回はセリフで語られる科学的説明がチンプンカンプンでお話が把握しにくかったんですが、とりあえずは、かなり驚異的な敵が登場してきた、という点を抑えておけば良さそうです。なにせこれほどの科学力を持った古代人でも封印するしかなかった相手ですからね。強敵なのは間違いないです。
最後のペリア中佐のシリアスな語りが、カメラを意識した演技だったというオチは好き(苦笑)
でもギャンブル少尉の両親に息子の死を伝えるドクタームベンガは辛いよなぁ……
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