新スタートレック:S7第20話「新たなる旅路」あらすじや感想など
シーズン7 第20話(通算172話)「新たなる旅路」”Journey’s End”のあらすじ
ウェスリーはアカデミーの休暇を利用してエンタープライズに帰ってきていた。しかし彼の表情はあまり明るくはなかった。
エンタープライズはナチェフ中将からの命令でドーバン5号星の住民を移送することになった。カーデシアとの新たな境界線が制定されたためそれに伴う移住措置だったが、事実上強制退去のようなものだった。
ドーバン5号星にはアメリカインディアンの子孫が暮らしていた。彼らは流浪の民として200年宇宙をさまよった末に、この星に落ち着いたのだった。
ピカードの説得は失敗し、艦隊司令部は住民の強制退去を命じる。
インディアン達の一人ラカンタがウェスリーに話しかけてくる。ラカンタは彼らの聖域 ”ハバック” にウェスリーを案内する。そこでウェスリーは父の幻影に出合う。
カーデシアのガル・イベックがインディアン達の村へとやってきた。もはや時間の猶予はない。
だが強制的に転送しようとするウォーフの行動はウェスリーによって妨害される。ピカードは激怒し、ウェスリーはアカデミーの退学を申し出る。
インディアン達が調査に来たカーデシア人を捕虜にしたため戦闘に発展してしまうが、ピカードはイベックを説得しなんとか事態を収拾する。
ラカンタの正体は、あの「旅人」だった。彼はウェスリーを次の段階へと導くと告げ、ウェスリーもその言葉に従う。
インディアン達は連邦の市民権を放棄し、ドーバン5号星に残ることを決意する。惑星はカーデシア領になるが、全て納得の上でのことだ。
ウェスリーも彼らと共に残り、新たな生き方を探すことにするのだった……
補足情報や感想など
- アカデミーでウェスリーと一緒に不祥事を起こしていたシトー少尉は卒業済み(シーズン7 第15話「若き勇者達」参照)だったのに、ウェスリーはまだアカデミーの生徒です。落第寸前だそうですし、色々あったんでしょうねぇ……
- ナチェフ中将は相変わらずの態度ですが、ちょっとは丸くなった様子を見せますね
- ピカードの23代前のご先祖様はスペイン人で、インディアンを虐殺した侵略者だったそうです。ごせんぞー
- ウェスリーが艦隊から抜けてしまうというのには、個人的にはあまり納得いかなかったです。
ですが後にしれっと復帰した姿が劇場版「ネメシス」で見られます(えー)
※一応その後はライカー指揮下のU.S.S.タイタンに勤務するそうです。個人的には「ロワーデックス」辺りでその辺を描いてくれないかと期待しています - ウェスリーが使った新しい能力は完全にスター・プラチナですね(苦笑)
- このインディアン達の惑星がカーデシアに虐げられるという展開が、VOYのチャコティ副長の設定へと活かされることになります
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