kindleの定額サービス
電子書籍kindleの定額サービス「kindle Unlimited」
会員になるとUnlimited指定された書籍が読み放題になるというサービスですが、最近は利用している方もだいぶ増えているのではないかと思います。
サービス開始当初の頃は、Unlimited指定された書籍にはたいした物がなく「ちょっとショボい」という第一印象でした。
ですが最近のラインナップは中々充実していて、かなりの使いごたえがあるようになってきています。
個人的に嬉しいのは雑誌関係の充実ぶりです。
例えば自転車雑誌は主要2誌(サイクルスポーツとバイシクルクラブ)がどちらも最新号からバックナンバーまで登録されています。古いものも手軽に読み返せるのはありがたいですね。私が昔から読んでいる模型雑誌のホビージャパンも2020年から加わってきました。
有名どころのコミックだと、第一巻だけUnlimited指定という物が多いようです。試し読みして気に入ったら続きを買ってね、という戦略なのでしょうね。少し古めのマンガだと殆どの巻が指定に入っている事もあったりします。その場合、最終刊だけ定価なんて事が多いですね。
意外と多いのが英会話教材や自己啓発本の類い。最新の話題の本などは難しいですが、少し前に話題になったようなベストセラー本が指定に入っていたりする事があるので、なかなか侮れません。
そしてあまり知られていないのですが、アメコミが思いのほか充実しています。日本語版ではなく英語版の原書になってしまいますが、そんなに難しい英語は使われていませんので、辞書を引きながら読んで見るのも一興です。
グウェンプールなんて全5巻まるまるUnlimited指定ですよ! 日本語版は1冊2500円で、まだ5巻目は刊行されていない(2019年1月現在)ことを考えるとかなりお得ですね。
たまにやってる99円
いちおう登録料は月額980円ですが、ときどき99円で3ヶ月利用可能、なんてセールをやっていたりしています。
実を言えば私はそういう時だけ入会して色々読みあさっていたりします。通常はこの手のセールで入会すると、その次のセールに連続して登録はできないというような制限がかかると思うのですが、私は昨年中頃のセールと、年末から今年にかけてのセールの両方に登録できました。
両方のセールの間で1ヶ月だけ普通に登録して980円払ったせいかなー、と勝手に考えていますが、実際のところはよく分かりません。
意外な盲点「Prime Reading」
実はUnlimitedの他にも、Kindleには書籍の定額利用サービスがあります。それが「Prime Reading」です。プライム会員の会員サービスの中に含まれています。プライムビデオ以外にも使える便利なサービスがあるのです。
Kindle Unlimitedに比べると、登録されている本の数が激減しますが、それでも有名どころの雑誌やコミックもかなり含まれていますので、Unlimitedまで登録しなくても読み切れないほどの分量がありますよ。
昨年話題になった、ゆるキャンの1巻だってここで読めてしまいました(時期によって無料だったり有料だったりするみたいです)
利用上の注意点
これらの本は、基本的に借りているだけというのがポイントです。図書館から借りているようなものです。
Kindle UnlimitedとPrime Readingあわせて合計10冊までしか同時に借りる事は出来ません。まあそんなに一気に何冊も読めるわけではありませんから、実用上の問題にはならないと思います。
またUnlimitedの会員を退会すると、Unlimitedで借りていた本は全て読めなくなります。端末にダウンロードしていた書籍も全て自動で消えますので、本当に手元に残したい本は別途購入するようにしましょう。
同じようにPrime Readingの本についても、Prime会員である限りは読めますが、退会すれば読めなくなります。
もう一つ注意点としては、Kindle Unlimitedには Kindle パブリッシングというシステムを使った個人出版の書籍も多数登録されています。有象無象の書籍が大量にあり、思わぬ掘り出し物があったりする半面、中には読むだけ時間の無駄のような物もあったりしますので御注意を・・・
(おまけ)
今借りている本の一覧はAmazonアカウントページのリンクをたどっても場所がものすごく分かりにくいですので、ブックマークしておいた方が早いですよ。情報ページもマメに見るようにしておくと、セール情報の見逃しがなくて便利です。