シーズン1 第14話「二人のトレス」”Faces”のあらすじ
エイヴァリー星系の調査を終えたヴォイジャーは、第3惑星で別行動をとっていたトレス達を迎えに行く。だが予定の時刻に上陸班は戻ってこない。
チャコティ達が捜索に向かうが、その頃トレス達はヴィディア人に捕らえられていた。
トレスは地球人とクリンゴン人のハーフだが、ヴィディア人はその遺伝子構造を再構成しトレスを完全なクリンゴン人と地球人の2人に分離してしまう。
クリンゴン人の免疫構造の中には、ヴィディア人を苦しめている病気フェイジに対する耐性があるためだった。
だが純粋なクリンゴン人になったトレスは、その闘争本能によって脱走に成功する。地球人トレスを助け出したクリンゴントレスは、2人で協力して基地のシールドを解除しようとする。
一方ヴィディア人の基地を発見したヴォイジャーは、ヴィディア人に変装したチャコティを潜入させる。
合流した彼らはシールドを解除し転送で脱出するが、クリンゴントレスは撃たれて死んでしまう。
ドクターは死んだ彼女のDNAを地球人トレスに統合し、再び彼女を元に戻すことにする。
トレスは今まで嫌っていた自分自身のクリンゴン人である部分を受け入れ、これからの人生を生きる覚悟を固めるのだった。
補足情報や感想など
- バルカンの伝統料理プロミーク・スープが出てきました
- ヴィディア人は第5話「盗まれた臓器」で登場しています。二度と手を出すなと言われていたのに、またヴォイジャーにちょっかい出すとは無謀ですね（苦笑）
- クリンゴンメイクなしの素顔のトレスというのも珍しいですね。役者さんの演じ分けが見事です
- ヴィディア人の強制労働が穴掘りというアナクロさはちょっと……
- 上陸班にダーストという見慣れない人が居るので、ああ死んじゃうんだろうなぁと思っていると……結構悪趣味でした
- 人格が分裂しその互いがどちらも大事だというのは、TOSシーズン1第5話「二人のカーク」と同じテーマですね
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