宇宙大作戦:S1第26話「クリンゴン帝国の侵略」あらすじや感想など
シーズン1 第26話「クリンゴン帝国の侵略」”Errand of Mercy”のあらすじ
連邦とクリンゴン帝国との和平交渉は雲行きが悪く、エンタープライズは戦略上重要な位置にある惑星オルガニアを押さえるという命令を受ける。
クリンゴン機からの奇襲攻撃をうけるが、これを退けたエンタープライズはオルガニアにやってくる。
カークとスポックが上陸し、オルガニア議会との交渉に当たるが、議員達には全く危機感がなかった。議会は連邦に協力する気は無いという。
軌道上にクリンゴンの大艦隊が現れ、カークの指示によりエンタープライズは撤退、クリンゴン占領軍が押し寄せる。
カークとスポックは市民になりすまして抵抗活動を始めるが、ゲリラ活動をするカークたちに議会は賛同しなかった。
また議会の会話は盗聴されており、カークの正体もばれてしまう。
クリンゴンのコール司令官は戦闘意欲に溢れたカークのことを敵視するよりもむしろ気に入っていたが、情報を得るためには手段を選ばないという。
一度は捕らえられたカーク達だったが、オルガニア議会によって救出された。
これに怒ったコール司令官はオルガニア人の虐殺を初める。だがそれでも議会は全く抵抗しようとはしなかった。
カークとスポックは虐殺を止めるためクリンゴン司令部へ潜入し、コール司令官と対決する。だが突然あらゆる武器が高温になり使用不可能になってしまう。そこに現れたオルガニア議長によると、軌道上の艦隊も同じ状態にあるという。
オルガニア人は実ははるかに進化したエネルギー生命体だった。人の姿をしているのは仮の姿だったのだ。
連邦とクリンゴンの軍事力をどちらも使用不能にした彼らは、双方に撤退を要求する。
圧倒的な力を持つ彼らの前には、カークもコールも引き下がるしかなかった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第29話にあたるエピソードです
- 第1シーズン終盤に来て、ようやくクリンゴンの登場です
- クリンゴン帝国とは過去に大規模な戦争状態に陥った歴史があります(スタートレック:ディスカバリー、シーズン1で描かれます)
- この時代のクリンゴン人は優生ウイルスの影響下にあるため人間に近い外見をしています(という後付けのこじつけ設定がかなり後のENTにて描かれます(苦笑))
- クリンゴン人のコールは、DS9「血の誓い」「カーレスの剣」にも登場します
- オルガニア人は「人類とクリンゴン人がやがては最良の友となる」と予言します。後のシリーズを知っているとニヤリとくる場面ですね
- このあとオルガニア人の仲裁というか強制によって、クリンゴンと連邦の間に「オルガニア平和条約」が結ばれます
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