新スタートレック:S1第6話「宇宙の果てから来た男」あらすじや感想など
シーズン1 第6話「宇宙の果てから来た男」”Where No One Has Gone Before”のあらすじ
U.S.S.フィアレス号からワープエンジンの専門家コジンスキー氏がやってくる。
彼は横柄で傲慢な人物だった。そしてコジンスキー氏の実験でワープエンジンが暴走し、艦は270万光年の彼方に飛ばされてしまう。
ウェスリーはこの原因がコジンスキーではなく、彼の助手のタウ・アルファ星人にあることに気づいていた。
帰還のため再度ワープを行うが、さらに暴走して10億光年の彼方に飛ばされてしまう。そこは思考が形となって現れる危険な空間だった。
助手は自らを”旅人”と名乗る。彼は能力を使ってエンジンパワーを高めることが出来るのだが、能力の使いすぎで衰弱しており、そのために制御が不安定になっていたのだ。
”旅人”は残った力と、乗員達の心の助けを借りて再度ワープを行う。艦は元の場所へ帰還するが、彼は消滅してしまう。
ピカード艦長はウェスリーの働きを評価し、彼を少尉代理に任命するのだった。
補足情報や感想など
- 270万光年を一瞬で飛び越えた際、最大ワープで300年かかる距離だと言っていましたが、より速いヴォイジャーでも7万5千光年を75年ですので300年ではとても無理ですよ(胞子ドライブでもあればいいのですが)
- コジンスキーの横暴ぶりがリアルに嫌な上司っぽくて大変いやらしいです。こういう人いるよね……
- ウェスリーの報告を後回しにするライカーは迂闊でしたな。ここはライカーもちょっと嫌な上司風味でした
- この頃はアーガイル機関部長がエンジニアのリーダーなんですね。全然印象に残っていませんでした……
- ”旅人”はこれまで人類に興味がなく接触してこなかったそうです。一方でウェスリーが”旅人”と同じ資質と才能を持っていることを見い出し、ウェスリーの成長を見守って伸ばしてあげて欲しいとピカードに依頼します
- クリンゴン・ターグは豚かイノシシにちょっと飾り物つけたような動物でしたね(苦笑)
- ターシャの過去がちょっとだけ語られます
- ピカードが死んだ母親と再会するシーンは短いですが心に染みます。感傷的ですが、SFらしくもあって良いシーンだと思います
目次ページはこちら