スタートレック:スターフリートアカデミーS1第6話「さあ行こう」あらすじや感想など
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン1第6話「さあ行こう」”Come, Let’s Away” のあらすじ
廃船を利用した危機対応訓練が実施されることになり、宇宙船の墓場へとやって来た候補生達。今回は兵学校とアカデミーとの合同演習だ。兵学校ではこの廃船を使った訓練を数年前から行っているのだという。
最初に乗り込むチームはアカデミーからケイレブ、サム、ジェイデン。兵学校からはバルカン人のバヴィ、カイル。そして引率役としてトモフ少佐という、計6名。
乗り込んで早々、彼らは首尾よく生命維持装置を復旧するのだが、突然現れた異星人が廃船に押し入ってきた。彼らはフューリーズと呼ばれる略奪集団で、訓練中のケイレブ達を人質にすると、アーケ校長に対して法外な身代金を要求してきた。
何とか犠牲を出さずに事件を解決したいアーケ校長は、苦渋の決断として、かつてフューリーズを撃退した経験のあるヌース・ブラッカに協力を仰ぐのだが……
情報を整理してみる
- 今回も宇宙歴は提示無し
- 舞台となる廃船はU.S.S.ミヤザキ NCC-316608 船長はチー大佐。「特異点ドライブ」の実験船でしたが、致命的な不具合によりクルー全員が失われた悲劇の船とのこと。その物語は「フロンティアからの物語」というコミックになって語りつがれていました。この船は設定では3067年就役、3069年廃艦だそうです(大火の直前ですね)
※この時期の連邦はダイリチウムの資源枯渇に対応するために代替えのワープ技術をいくつも検討しています。特異点ドライブはその一つということですね
※コミックをコンピュータに読み込ませる際ミルが言っていた「宇宙歴898898.3」は計算式に従って換算すると3221年になってしまうので、全然あてになりません(苦笑)
※ミヤザキのブリッジはSNWのエンタープライズのブリッジセットの改装みたいです - ルーラ・ソク副長か言っていたガンナクというのはクリンゴンの飲み物だそうですが、過去作にも登場したことがないのでどんな飲み物かは分かりません。ラクタジーノの方は言わずと知れたクリンゴンのコーヒーです
- フューリーズは人間とエイリアンの混血種族で、人肉を食するとのこと
- ケイレブ達はトモフ少佐のおかげでブリッジに逃げ込みますが、少佐は犠牲になってしまいました
- 「多数の欲求は1人の欲求よりも重い」はカーンの逆襲におけるスポックのセリフです
- ヌース・ブラッカが遊んでた模型はNX-01エンタープライズ
- 第二話でベタゾイドのサダル大統領が手話を使っていたのは、タリマの能力の暴走のせいで聴覚を失っていたからだったことが説明されました
- サムの能力のおかげでミヤザキのコンピューターの復旧に成功しました
- ヌース・ブラッカとの取引でフューリーズの弱点が高周波の音だと分かったため、ヴァンス提督は近隣の宇宙基地、J19アルファから音響ビームを搭載したUSSサルガッソを呼び寄せることにします
- タリマのテレパシー能力のおかげでケイレブは彼女と連携を取ることができ、特異点ドライブの起動によって敵船の妨害フィールドを封じることに成功しました。しかしケイレブの死を恐れた彼女は自ら制御装置を外して暴走してしまい、おかげでフューリーズは倒せたものの、彼女は昏睡状態に陥ってしまいました
- 実はヌース・ブラッカとフューリーズは結託しており、この事件は宇宙基地J19アルファの防衛をしているUSSサルガッソをおびき出すために仕組まれたものでした。サルガッソが留守の隙に宇宙基地は襲撃を受け、基地で研究されていた「何か」が、犯罪組織ヴェナリ・ラルに奪われてしまいました。
今回の感想
冒頭の濡れ場が妙に長かったんで戸惑いましたよ(苦笑)
31世紀の事件を描いたコミックの登場人物が、TOS時代の制服を着ているというのはどんなギャグやねん。
ラチナム3万本とか凄い量だなーと思ったら、それをあっさり用意するヴァンス提督すげえな!
バルカン人キャラのバヴィがここで退場というのは、あまりにももったいないなー。まだ色々と話を膨らませられそうなキャラだったのに。「多数の欲求は~」の有名なセリフを引用したら死んでしまうというのは、このセリフはバルカン人にとって死亡フラグなのかも……(スパイダーマンにおける「大いなる力には~」みたいなもんですな)
ライスが敵船の痕跡を発見する下りが逆転の鍵にでもなるのかと思ってたら、ただ見つけたというだけで全然そんなこともなかったですね。
タリマは他のベタゾイドより能力が強いとのことでしたが、テレパシー能力で遠方の敵を殺すところまで行っちゃうとスキャナーズというかエグゼビア教授(X-MEN)というか。この手の超能力はやり過ぎると作品のジャンルが変わってしまいかねないんで、あくまでサポート程度に抑えて欲しいところだなぁ。
一番尺を使っていたのはアーケ校長とヌース・ブラッカとの会話シーンでした。まあこれが、ねちっこいことねちっこいこと。感情の乗ったセリフが多いんで、やはり字幕だけではなく吹き替えでも見せて欲しいです。
今回は要するにこの2人の対立軸を明確にするためのお話でした。メタ的視点で言えば、シーズンクライマックスへ向けての下地作りというところでしょう。基本的に負け回なんで爽快感はありません。
でもアーケ校長は「何か見落としてる」と気づいてたんだから、そこでもう少し踏み込んで考えて一矢報いるくらいはして欲しかったなぁ(というか、ヌース・ブラッカを呼ぶという提督の提案の時点で頑として拒否するもんだと思ってましたよ)
ヴァンス提督は「基地の何が敵の狙いだったのか分かるまで数週間かかる」とか言って濁してましたけど、これ絶対何だか分かってるよね。よほどヤバイ研究をしてたんだろうと思いますが……?
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