スタートレック:プロディジーS1第17話「機械の中の幽霊」あらすじや感想など【暫定】
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
第17話「機械の中の幽霊」”Ghost in the Machine” のあらすじ
ダル達は中立地帯から脱出する方法を探るため、ホロデッキでシミュレーションを繰り返していた。だが何度試してもドーントレスに捕捉されて失敗してしまう。
あまりに失敗が続くため、彼らは宇宙艦隊へ参加するという夢を諦めることも考え始める。
疲れ切った彼らはホロ・ジェインウエイの勧めで休息を取ることにするのだが、彼らの回りで現実にはあり得ないことが起こり始めた。どうやらホロデッキから出たつもりだったのに実際にはホロデッキから出ておらず、プログラムの停止も出来なくなってしまっているらしい。要するに閉じ込められたのだ。
プログラムの出す謎解きをクリアすれば出られるに違いないと判断した彼らは「骸骨の鍵」を探して様々なプログラム内を冒険するのだが……
情報を整理してみる
- ホロデッキ内では危険なことをしても怪我をしないように「安全プロトコル」が働いていますが、これを解除することで実際に怪我をしたり、ニセモノの武器が本当に殺傷力を持ってしまったりします。この辺はシリーズでおなじみのパターンですね
- 今回ダル達が冒険したプログラムは、彼らが普段遊んでいるものとのこと。今回渡り歩いたのは
・セラードア協会プログラム(ゼロが遊んでいる探偵物の謎解きシナリオ)
・ストリートファイトプログラム(ジェンコムが遊んでいる格闘ゲームシナリオ)
・ジャズクラブプログラム※画面モノクロ(マーフが歌とダンスを披露!)
・海賊船プログラム(ダルが遊んでいる海洋冒険シナリオ)
この他に、ロックが遊んでいる「デルタ・ハート魔法の獣医」というシナリオがある模様です。グウェンだけはホロデッキでこの手の遊びはやっていなかったようですね - ダルが使う艦長権限のコマンドコード「GB64N32X」ですが、賢明な皆さんはすぐに何のことだかおわかりですね!
ゲームボーイ、ニンテンドー64、セガメガドライブ(ジェネシス)用32X拡張ユニットのことです。32Xだけはちょっとマニアックですが(私は持ってました) - グウェンがバリスタに注文していた「ジャムジャティー」はDS9で登場したことのあるお茶です。ジャムジャというのは惑星ベイジョーの植物で、メープルシロップのように樹液が甘味として使われています。これを使った「ジャムジャスティック」というお菓子はDS9では複数回登場した名物お菓子です
- ダル達をホロデッキに閉じ込めた犯人はホロ・ジェインウエイでした
- ダル達が艦隊へ行くのを諦めたことがきっかけとなって事前に仕込まれていたプログラムが作動し、ホロ・ジェインウエイは “生きた武器" によって操られてしまいました
- ダルのコマンドコードを入手したことで、ホロ・ジェインウエイは船のコースを地球方面に向けてセットしてしまいました
- 中立地帯を出たプロトスターの前に、ドーントレスが立ち塞がります
- コース設定の画面によるとプロトスターの現在位置はヤダラ星系の近くのようです(TNGシーズン7「謎のエイリアン部隊」に名前だけ登場している星系です)
今回の感想
まさかここに来てスタートレックの定番と言うべきホロデッキ回を持ってくるとは! 案の定「安全プロトコル」外されてるのは笑った。
キャラクターごとの個性を反映したプログラムを次々と渡り歩いていくというというのは、なかなか面白い趣向です。
特にマーフがジャズクラブを楽しんでるというのは意外性もあって面白かった。また、画面がモノクロになるあたりはVOYのキャプテンプロトンを彷彿とさせますし、クラブが舞台なのもDS9のヴィック・フォンテーンを思い出して、ファンサービスも効いているなぁという感じがします。
ゼロのシナリオが探偵物というのも彼の個性がよく出てますが、これはTNGのディクソンヒル辺りも意識してるのかなぁ。いや、ゼロの場合はハードボイルド探偵よりホームズのような知性派かしら。
ストリートファイトプログラムの敵キャラが全員ドクター・ノームなのも笑えますけど、ジェンコムずいぶん根に持ってるなー
こういう箸休め的なエピソードをやりながらも、そこからメインのストーリーが一気に動くあたりはさすがです。そりゃまあ、ホロ・ジェインウェイに何か仕込まれてるってのは十分ありえた罠ですからねぇ。
あいかわらず次回への引きが絶妙で、すぐに続きが見たくなりますなぁ
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