スタートレック:プロディジーS1第16話「プレリュード」あらすじや感想など【暫定】
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
第16話「プレリュード」”Preludes” のあらすじ
中立地帯に潜みワープドライブの修理を進めるダルたち。その作業の中、彼らはそれぞれがどんな境遇でタルス・ラモラに囚われることになったのかを語り合う。それは互いの絆を深め、この状況を乗り切るために必要なことだった。
その頃ドーントレスでは、アセンシアがディバイナーの記憶を呼び覚ますために、彼らの過去に起きた出来事を語る。それは惑星ソルムが滅び彼らが過去に送られた経緯と、プロトスターが辿った運命の記憶だった。
一方、ダルたちに賭けられた賞金の情報を入手したジェインウエイ中将は、ダル達が実際は犯罪者ではないことを確信する。そして賞金を賭けたディバイナーという人物に全ての答えがあると推測するのだが……
情報を整理してみる
- ロック・タックは以前はヒーローショーの悪役を演じていたとのこと。ですが全てが嫌になって筋書きを無視し、調子に乗ってヒーローを倒してしまったために、興行主によってケイゾン人に売られてしまいました
この興行が行われていた場所は不明ですが、ロック・タックの種族であるブリカー人は連邦に登録されていますし、観客にはケイシャンやクリンゴン人も居ました。また興行主もボリアン人でしたし取引に使っていたのもラチナムのようでしたので、やはりここは連邦領域なのではないかと思います - ゼロは長い冒険の旅を続けているというメデューサ人の船に属していましたが、立ち寄った惑星でケイゾン人に襲われ、逃げ遅れて捕まってしまいました
この際ケイゾン達が身につけていたゴーグルはTOSシーズン3第5話「美と真実」でスポックが身につけていた物と同じですね。一部のヒューマノイド種族はゴーグルを付けることでメデューサ人を見ても平気になります(地球人はダメ)
ゼロが捕らわれた入れ物の形状や宇宙船についても、同エピソードを踏襲しています - 惑星ソルムが宇宙艦隊とファーストコンタクトした際、やってきた船はプロメテウス級だった模様。VOYシーズン4第14話「プロメテウスの灯を求めて」に登場したのがそのプロトタイプで、分離合体するカッケーやつです
- チャコティ艦長指揮のプロトスターは処女航海中のデルタ宇宙域で時間異常のワームホールに巻き込まれ、内戦で滅亡に瀕した未来のソルムに流れ着きました
クルーは捕虜となり、プロトスターにはソルムの英知の粋を集めた武器が装備されましたが、脱走したチャコティによって船は無人のままワームホールに送り出されてしまいました - プロトスターの行方を見つけるため、ソルムは “評議会"(オーダー)を組織しました
- 成功の可能性が1%しかないと計算した評議会は、残された全ての人員と船を動員して100隻の船をプロトスターの追跡に送り出しました。しかし殆どは失敗し生き残ったのはディバイナーとヴィンディケイター(アセンシア)の2人だけだったようです
会話の内容から計算すると、アセンシアが到着し艦隊に潜り込んだのは2381年、ディバイナーが到着しタルス・ラモラを作ったのは2363年(エンタープライズDが進宙した年)と思われます - 孤児だったジェンコムは深宇宙ミッションに参加させられていたとのこと。連邦結成よりも前に冷凍睡眠で旅に出ていたようです。登場したテラライト船もENTで登場した古い時代の物と同型ですね
また、毎度毎度ジェンコムが一人称で自分のフルネームを言うのは、ポンコツのAIロボットに自分を認識させるため名前を繰り返していたのが癖になってしまったようです - ジェンコムはポンコツ船を修理しまくった後、他の乗員の命を救うために脱出ポッドで船を離れましたが、そこをケイゾンに捕まってしまいました
- モリーというのはジェインウェイが飼っていた犬の名前です。ジェインウェイはヴォイジャー出航前にモリーを恋人に預けており、ヴォイジャーの艦長室には写真が置いてありました。ヴォイジャーがデルタ宇宙域で行方不明になったことにより恋人とは破局しますが、彼はモリーの世話は続けてくれます(帰還後にモリーがどうなったかは不明です)
- 記憶を取り戻したディバイナーに、ジェインウェイ中将は捕まってしまいました……
今回の感想
ジェンコムが以前チラッと話していた「冬眠船」が登場しました。彼がテラライト人なのに惑星連邦のことを知らなかったのはそういうことだったんですね。しかしまあ、孤児を冷凍睡眠で深宇宙に労働者として送り出すとか、なかなか過酷なことをやってますな昔のテラライトは。
それにしてもどれだけ活動領域を広げてるんだケイゾン人は! もう本当に普通に連邦領域に来て奴隷売買やってます。艦隊でもフェンリスレンジャーでもいいから取り締まってよ……
今回のお話は敵味方双方の過去話ということで、いずれはどこかでやっておくべき内容を片付けたという印象です。プロトスターが捕まった経緯も分かりましたし、他のキャラの掘り下げも進みました。
それぞれ1話ずつ使っても良さそうな内容でしたが、まとめて一気にやっちゃいましたね。まあ話数が限られているという都合もあるのかもしれませんけど、あまり間延びしてもダレますからこれはこれで良かったと思います。
あとは限られた情報からしっかり真実に迫っているジェインウェイ(本物)はさすがに優秀ですね!
おかげで解決への道筋もだいぶ見えてきており、いよいよ話も大詰めという感じです。ここまで来たらどうやってちゃんとジェインウェイと話をするかが解決のポイントですからね。でもあっさり捕まっちゃったなぁ……
あと、グウェンがなぜ裏切ったのかを聞かれたディバイナーが「少年(ダル)と出会ったせいだ」なんて言ってましたが、決定的だったのはアンタ自分のせいじゃんかよー、人のせいにすんなー(苦笑)
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