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07.ピカード(PIC)

スタートレック:ピカードS2第5話「Qの陰謀」あらすじや感想など

投稿日:2022年4月1日 更新日:

(文中にネタバレを多数含みます)

シーズン2 第5話(通算15話)「Qの陰謀」”Fly Me to the Moon”のあらすじ

ラリスにそっくりな外見をもつ「ウォッチャー」はタリンと名乗る。タリンはピカードの祖先 ”ルネ・ピカード” を守護るという使命を帯びていた。

宇宙飛行士として訓練を積んでいるピカードの先祖ルネは「エウロパ計画」を3日後に控えていた。しかし訓練での失敗と、セラピストを装った “Q” からの接触もあって自信を失いつつあった……

一方、違法な遺伝子操作を行ったことで学会からの追放処分を受けたアダム・スン博士にも “Q” が接触していた。”Q” はスン博士に娘の病気を治すための特効薬を渡し、見返りとしてあることを要求する……

同じ頃、通報電話を利用して警官をおびき寄せたクイーンは、駆けつけた警官を捕らえてジュラティを脅迫する。クイーンはジュラティとの同化を望んでいた。それを拒否したジュラティは警官を助けるためにクイーンを撃ち殺すのだが……

タリンの協力を得たピカード達はルネを”Q”の魔の手から守るため、宇宙飛行士の壮行パーティ”ガラ”に紛れ込むことにした。セキュリティをクリアするためにまずジュラティが会場へと潜入する……

情報を整理してみる

  • 今回の監督は毎度お馴染みジョナサン・フレイクス氏(ライカー副長)です
  • 前回監督だったリー・トンプソンさんですが、今回はスン博士を糾弾するダイアン・ウェルナー博士役で出演していましたな!
    隣のヴァシリィ・ロジェンコ博士というのはウォーフの義理の両親のご先祖様かしら?
  • TNGシーズン4第2話「戦士の休息」で登場したピカードの甥はRene(日本語訳ではレネ)、今回登場のご先祖様はRenee(日本語訳ではルネ)
  • TOS「宇宙からの使者 Mr.セブン」のゲリー・セブンについてしっかり言及してくれましたね!! ちなみにミスターセブンは監査官194。タリンは何番なんでしょう? 今回も彼らの由来については謎のままです
  • ウォッチャーはQ連続体については知らないようです
  • タリンの使っていたタブレットの文字はロミュラン文字のようでしたがよく分かりませんでした
  • タリンの部屋の大きな金庫が転送出入り口になってるのは「Mr.セブン」の部屋と同じですね
  • 第2話の未来のシーンで出てきた ”アダム・スン” の台詞は別の声優さんでしたが、今回登場した遺伝学者のアダム・スン博士はちゃんと大塚芳忠さんが吹き替えを担当しておられました!! こちらはヌニエン・スン博士(データの生みの親)のご先祖様ですね
  • アダム・スン博士の娘は遺伝子欠陥による不治の病にかかっていました
  • スタートレック世界では人体の遺伝子操作は御法度です(優生戦争という過去があるため)
  • 遺伝子操作を禁止した「深セン条約」という決まりがあるようです(この名称は初出)
  • ちなみにENTシーズン4「ボーダーランド」「コールド・ステーション」「野望の果て」で登場したエリック・スン博士も遺伝学者でした
  • 正しい歴史ではルネはエウロパ計画に参加し、木星の衛星イオで知覚を持つと思われる微生物を発見し持ち帰るとのこと

(追記)

劇中に登場する”Q” の名刺の電話番号は、実際にかけると”Q” の声が聞けるとのことです。実際に電話をかけるのがためらわれるという方のために、内容はTwitterやYoutubeでも公開されています

(追記2)
※日本語サブタイトルが「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」から「Qの陰謀」に変更になりました(なぜ?)

今回の感想

ピカード艦長はよくゲリー・セブンのこと覚えてたな!!(苦笑)

羽佐間道夫さんの声と大塚芳忠さんの声は流れてくるとすぐ分かりますね。

話が核心に向かって進んだのは良いのですが、相変わらずの複数エピソード同時進行が更に輪をかけて複雑になっていてちょっと混乱しています。この後どう展開するかが本気で分からなくなって来ましたよ。

リオス救出があっさり片付いたのはいいとして、かわりに”Q” 周りの動きとスン博士とルネの動きが加わり、しかも相変わらず”Q”は思わせぶりな台詞で煙に巻いてくるので実にじれったいです。”Q”の本当の狙いは何なんでしょう? もう少し焦点を絞ってバンバン進めて欲しいぞ。

ただ”Q” がピカード個人に対してこれ程明確に”敵意”を見せるてくるのは過去のシリーズにはなかった事ですので、これはかなりヤバい感じです。

さらにはクイーンとジュラティの対決が次の段階に進んでいて、こっちもゾクゾクものです。歴史を元の流れに戻すまではクイーンも協力してくれるようですが問題はその後ですね。おそらくそこから第1話のスターゲイザーに繋がるのでしょう。

今回の旅のメンバーにソージが入っていなかったのは気になってましたが、ここでソージ役のイサ・ブリオネスさんが登場してきたのは予想外でした。でもなんというか、重病人にしては血色も肉付きも凄くいいですね(苦笑)

あとは余談ですが、アダム・スン博士が冗談で言っていた「息を潜めるナチスの残党」というのはマーベル世界の「ヒドラ」でも意識したようなジョークに感じました。遺伝子操作による超人血清でも狙っていそう。この世界のスーパーヒーロー事情にも興味あるなぁ(笑)

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