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08.ローワーデッキ(LD)

スタートレック:ローワー・デッキ S2第10話「初めてのファースト・コンタクト」 あらすじや感想や元ネタ解説など

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(以下、ストーリーのネタばれを含みます)

シーズン2第10話(通算20話)「初めてのファースト・コンタクト」”First First Contact”のあらすじ

セリトスはU.S.S.アルキメデス号のアシストをすることになった。ラピーリア人とのファーストコンタクトが任務だった。

偶然母親の転属の話を聞いてしまったマリナーは、早速その情報をブリッジ士官達にリークして人間関係に波風を立てる。

一方テンディも医療部のスタッフから転属になるという話が持ち上がりショックを受ける。せめて最後のお別れにと、ラザフォードと共に艦内の思い出の場所を巡り歩く。

ラープ星系にやってきたアルキメデスとセリトスだったが、星系の太陽が起こしたフレア爆発で小惑星が破壊され、その破片に襲われたアルキメデス号は全機能を停止してしまう。衝撃波で流されたアルキメデス号は、あと20時間で惑星に墜落してしまう。

アルキメデスを助けるためセリトスは小惑星の破片の中を突っ切ることにする。

しかしシールドや磁気を帯びた外装パネルがあるとイオンプラズマを帯びた小惑星を引き寄せてしまうため、総出で外装パネルを取り外す。

ボイムラー達の奮闘で作戦は成功し、アルキメデス号の墜落は防がれた。ファーストコンタクト任務もフリーマン艦長によって成功する。

テンディの転属話も、実は上級科学士官の訓練を受けさせようというドクター・タ・アナの配慮だったことが分かる。艦を下りるわけではないと知ってテンディは大喜び。

艦長は昇進を断ってセリトスにとどまる決意を固め、セリトスクルー達の心はかつて無いほど一つになった。

だがセリトスにやってきた艦隊保安部のマンデル中佐は、フリーマン艦長をパクレド星爆破テロの容疑で逮捕してしまい……(シーズン3につづく)

情報を整理してみる

  • シーズン2最終回です
  • アルキメデス号のゴメス艦長とフリーマン艦長は古くからの友人だそうです
  • セリトスにも「艦長の日」があるそうです。艦隊の伝統なんでしょうね
  • U.S.S.アルキメデス号はエクセルシオ級っぽい外見ですが、エクセルシオ級を改装したオベナ級とのこと(初登場)
  • 以前話に出ていた「クジラ水槽」が初登場しました。クジラの士官まで出て来るとはビックリですね(名前はキモルとマット。科学士官で階級は中尉でした)
  • ラザフォードのインプラントには何か大きな秘密があるようです
  • 今回の宇宙歴は58130.6でした

今回の元ネタ解説

※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。

  • ゴメス少尉が艦長に!!!またえらくマイナーなキャラを復活させてきましたね!
    ※ソーニャ・ゴメス少尉はTNG「無限の大宇宙」「愚かなる欲望」(パクレド人の話です)の2回だけ登場したサブキャラです。ジョーディと仲良くなってたんですが、すぐにいなくなってしまって残念に思っていたキャラです
  • ゴメス艦長は原語の声優にちゃんと当時演じたリシア・ナフさんに来てもらってますね。日本語吹き替えも当時と同じ麻生侑里さんですよ!! 麻生さんは「スタートレック:ピカード」ではピカード農園で働くロミュラン人ラリスの声も担当しています
  • 「艦長の日」の元ネタはTNG「難破船ペガサスの秘密」で開催された「ピカード艦長の日」から
  • ゴメス艦長が「もっと怖い艦長にもっと酷いことをした」というのは、着任早々ピカード艦長にホットチョコレートをぶちまけた件ですね
  • アルキメデス号が小惑星の破片に襲われるシーンは「未知の世界」でU.S.S. エクセルシオがプラクシスの爆発による衝撃波に襲われるシーンを前後逆にしたような感じでしたね
  • ジャッジア(DS9のメインキャラ)やスポックは上級科学士官の代名詞なんですね
  • 小惑星帯を突破するのに慣性飛行でコントロールスティックを使った操船をするのは、TNGシーズン3「メンサー星人の罠」のパロディかと
  • 前後編で「To Be Continued…」って出るの久しぶりだなぁ(ディスカバリーは前後編でも出ませんでした)文字のロゴはTNGに準拠してましたね

今回の感想

社交ダンス大会笑った。

ゴメス少尉と古くから友人ということは、もしかしてフリーマン艦長ってマリナー共々エンタープライズDに乗船していた時期があるのでは……???(海外のファンの間ではそういう予想もあるそうです)

アルキメデス号は改装型というだけに全体的にゴツくなってますね。ナセル形状はエンタープライズEに近いように見えます。

ここ最近著しい成長を見せるボイムラーに対し、マリナーは子供じみた言動が目立つように思っていたのですが、今回はその辺を良い感じの落とし所にまとめてくれましたね。メインの4人がまんべんなく活躍しているのも最終回らしくて盛り上がりました。

いや4人だけではなくクルー全員がこれでもかと活躍するのが素晴らしかった。それもギャグではなく大真面目に!!

この辺が凄くスタートレックでした。素晴らしい!

事件が綺麗に片付いたところで「続く」になったのはちょっと意外でしたが、まあ相手がパクレド人ですし、多分シーズン3開始早々にあっさり片が付くんじゃないかと思います(苦笑)

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  1. エロの冒険者 より:

     セリトスの外装引っぺがしはひょっとしたら1975年にそれまでミグ25戦闘機が保持していた上昇力絶対世界記録に挑戦するため、F15戦闘機の塗装を剥がし、レーダーやFCS類、アレスティングフック、M61A1バルカン砲、一部の汎用油圧システム、ジェネレーター1基、必用限度以外のアクチュエーター、等を撤去することによって1,270kgもの軽量化を実現したF-15ストリークイーグル(STREAK EAGLE 裸のイーグル)がヒントになっているのかもしれません。違うかな(笑)。

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