最近プラモの出来映えを底上げしてくれた3つの工具
プラモの精度を向上したい!!
今年のプラモ造りのテーマに作品の精度向上を掲げています。
その一環として塗装の仕上がりを良くするために細吹き用のエアブラシを買い足したりしておりました。
一方で工作の方の精度向上として今年新たに購入した工具もあります。先日完成したベルゼルガ・テスタロッサの製作においてはこの工具類が大変役に立ちました。
ゴッドハンドのエッジ出しヤスリはすばらしい!
まずはこれです。ゴッドハンドのエッジ出しヤスリ。
だいぶ以前から欲しい欲しいと思ってはいたのですが、なかなか手に入れることが出来ませんでした。
アマゾンや楽天など扱っている通販サイトはあるものの、殆どが品切れ状態のままです。ゴッドハンドの公式通販でも品切れ状態が長く続いています。たまに生産されるらしく、ときどき思い出したようにステータスが「品切れ」から「在庫あり」に変わるため、毎日マメにチェックしてようやく購入することが出来ました。
金属ヤスリならではの平面精度のおかげで、微妙な角度のエッジ出しには最高に威力を発揮します。
ピシッとしたエッジが出てとても気持ちいいです。
金属ヤスリにしては目の細かい製品なのですが、番手的にどの辺りに相当するのかはメーカーページを見ても良く分かりません。アマゾンのレビューで400番程度という記載を見つけましたが、実際にはそれよりは細かい印象です。
と思っていたら、先日作ったテスタロッサにエッジ出しヤスリの傷が残ってしまっているのを発見してしまいました……(うわー)
本当に微妙な傷で、ちょっとした光加減でやっと気付く程度の傷です。おそらくシルバーではなく普通の色で塗装してつや消し処理していたら見えなくなっていたんじゃないかと思います。そのくらい微妙な傷です。
この箇所はエッジ出しヤスリを何回も当てましたので、その際の傷が残っていたんだと思います。実際に見た感触としては、番手で言うと400番~600番の間くらいかなと思います。サーフェイサーを吹くことを考えたら、エッジ出しヤスリの後に800番程度を軽くかけてやるくらいがベターじゃないかと思います。
う~む、もう少し念入りに傷のチェックをするべきでしたね……
ヤスリほう台を活用しよう!
お次はこちら、ウェーブの「ヤスリほう台2」です。
今は生産されていないらしく入手性はあまり良くありませんし、見ての通りのチャチな(失礼)製品ですが、使ってみるとかなり便利です。
最初に紹介したエッジ出しヤスリはキッチリしたエッジが出せるヤスリではあるのですが、フリーハンドで綺麗に削るにはそりなりに慣れと技術が必要です。この製品はその辺の技術不足を補ってくれます。
本来は紙やすりをセットして使うように想定されている製品なのですが……
エッジ出しヤスリがヤスリほう台の溝にピッタリ収まります。最初からセットで売ってくれよ! って言いたくなるくらいジャストフィットで便利な製品ですよ!!!
無論全ての面取り作業で使えるわけではありませんが、思った以上に精度も良く、大きな面を揃えるのには大変重宝しました。
BMCのタガネはやはりイイ!
最後は以前ちょっと記事を書いたBMCのタガネです(こちらの記事)
公式通販でお試しセットを購入するのが一番お得なのですが、これも生産が安定せず入手がやや困難です。便利な道具ほど入手が難しいというのが悩ましいですね……
エッジやスジボリがやや甘めなスーパーミニプラを作るに当たっては、スジボリの掘り直し等で大変活躍してくれました。これも使い慣れると手放せなくなってしまう製品ですね。今のところお試しセットのサイズで一応満足してはいますが、将来的にはもっとサイズが欲しくなりそうな気がします。
今回挙げた工具はどれも絶対に無ければダメという商品ではありませんが、作品の精度向上には確実に役立ってくれています。今後も少しずつですが色々導入していきますよ~