スタートレック・エンタープライズ:S1第6話「植民星テラ・ノヴァの謎」あらすじや感想など
シーズン1 第6話「植民星テラ・ノヴァの謎」”Terra Nova”のあらすじ
地球が初めて外宇宙に作った植民星「テラ・ノヴァ」が音信不通となってから70年もの月日が経過していた。
エンタープライズはテラ・ノヴァの現状を調査にやって来る。
街はゴーストタウンとなっており、遺体すら見当たらなかった。だがリードが人影を見かけたため後を追ったところ、洞窟に住む異星人の襲撃を受けてしまう。
アーチャー達はやむを得ず撤退するがリードは捕まってしまった。
しかし彼らは異星人ではなかった。放射能汚染のため地下に避難した入植者のなれの果てだったのだ。
アーチャーは交渉を始めるものの、彼らは自分たちが地球人であるということすら忘れていた。
調査の結果、小惑星の落下で放射能汚染が発生し、免疫の出来た子供以外は死んでしまったことが分かった。汚染は水源にも広がっており、このまま洞窟に住み続ければ彼らも全滅してしまうだろう。
人間を敵だと信じて疑わない彼らはアーチャーの言葉を信じない。
だが、力を合わせて怪我をしたノヴァ人を助けたことで信頼関係が生まれた。子供の頃のことを思い出した老婆の言葉もそれを後押しする。
ノヴァ人達はアーチャー達によって、汚染されてない地域へと移住することになった。
テラ・ノヴァの謎を解明し彼らの命を救うことが出来たという成果に、エンタープライズの士官達は大いに満足するのだった。
補足情報や感想など
- 彼らを地球に連れ戻そうとするアーチャーに反対するトゥポルの意見が正論ですねぇ。今のところトゥポルとアーチャーの関係と役割がハッキリしていて、お話の基本パターンになっています
- バルカンに借りを作ってでも、音信不通になったときにすぐ調査すべきだったとは思いますけどね
- 1937年に行方不明になった冒険家アメリア・イアハートの話題が出ましたが、彼女は実はデルタ宇宙域で生きており、VOYシーズン2第1話「ミッシング1937」に登場します
- スタトレ世界における宇宙開発黎明期の植民星というと、TAS第11話「ミクロ人間の恐怖」 のテラテンの街や、TNGシーズン2第18話「新たなる息吹」の移民船マリポサ号の子孫などもあります
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