スタートレック:ディスカバリーS2第3話「闇の中の光」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン2 第3話「闇の中の光」Point of Light
どうやら”赤い天使”という存在が謎を解く鍵のようですが、そこにスポックがどう関わってくるかがまだ分かりません。
というか、スポック自体が話題に出てくるだけでなかなか登場しませんねぇ……
(以下ネタバレあり)
第18話(通算)のあらすじ
ディスカバリーにサレクの妻アマンダがやってくる。アマンダは入院中のスポックと面会すら出来なかったため、医療ファイルを盗んでバーナムに助けを求めに来たのだ。
パイク船長が第5基地に連絡を取るとスポックは医師3人を殺し逃亡中だという。
一方、クリンゴン帝国では総裁ルレルと”光の衛兵”タイラーに対する反感がくすぶっていた。反体制派のコール家はルレルの叔父を殺し赤子を誘拐する。
コール家との抗争の最中、窮地に陥ったルレルとタイラーを助けたのはジョージャウだった。
ルレルはタイラーと息子の死を偽装し、自らを帝国の”母”と自称し再び帝国議会を掌握する。
タイラーはジョージャウと共にクリンゴンを脱出する……
情報を整理してみる
- アマンダはサレクの妻、スポックの実の母、バーナムの義理の母
- クリンゴンのシーンで新型のD7型巡洋艦が登場しました。旧シリーズを見ていた人間には馴染みのあるデザインですね
- ルレルとタイラー(ヴォーク)の間には息子が生まれていたが、タイラーはその存在を知らなかった
- スポックは子供の頃から”赤い天使”を知っていた
- ティリーの前に幼なじみメイの幻覚が現れ続ける。そのために指揮官訓練プログラムの実習で失態を演じてしまう
- 幻覚のメイの正体はティリーに寄生した多次元寄生菌だった(13話に菌が取り憑くシーンがあったのですが分かりにくいですねー)
- ジョージャウは連邦の諜報機関”セクション31”の一員になっていた
【セクション31について】
「ディープスペースナイン」から登場した連邦の非合法な諜報組織。バッジの色は黒。
宇宙艦隊憲章第14条31項「非常事態においてはいかなる規則を曲げることも許される」というジェインウエイ艦長が好きそうな条項が名前の由来です(苦笑)
作品としては「スタートレック:エンタープライズ」や、ケルヴィンタイムラインの「イントゥ・ダークネス」にも登場しています。
ここまでに描かれた”赤い天使”の行動や目的
2053年
第3次大戦中の地球から避難民をニュー・エデンに移す(目的は不明)
?年(論理至上主義者がバーナムを殺そうとしたすぐあと)
幼少時代のスポックに家出したバーナムの居場所を教える(バーナムを助けるため?)
2257年
・小惑星帯にディスカバリーを呼びバーナムと遭遇(USSハイアワサの救助と、小惑星を回収させるため?)
・惑星テラリジウムにディスカバリーを呼ぶ(災害を阻止させるため?)
今回の感想
今回はクリンゴン側の権力闘争とジョージャウ皇帝のその後が判明します。
ルレルとタイラーによるクリンゴン統治がそう簡単に上手くいくはずもありませんでしたので、起こるべくして起きた混乱というところでしょう。
というかタイラーをタイラーのまま側近にしておいたらこうなるのはわかりきってたと思うんですけどねぇ。ルレルの方はいずれタイラーを連邦に帰すつもりだったようですが……
スポックの件はなかなか進展しませんねー、本人も全然登場しません。もう焦らす焦らす。
そしてついに登場しましたセクション31
第1シーズン第3話の時点で登場の伏線はとっくに張られていましたから(黒いバッジのクルーが存在していた)登場は時間の問題だったはずなのですが、シーズン跨いでここまで引っ張りましたね。
確かにジョージャウの経歴を考えればセクション31ほど適したポジションはないでしょう。まあろくな組織じゃないのは毎度のことなので(苦笑)、今後もろくでもないことをやらかしてくれる火種になりそうですが……
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