【30MM】コクピットを形にしていきます【陸戦アルトを作るその4】
細かい細工が重要なのです
コクピット製作編その③です。
次に取りかかったのがコックピット内のディテール追加。
ちょうどキャタピラの部品取りに使った1/48のタミヤIV号戦車の部品がありますので、その中から細かいパーツを利用してコックピット内にディテールを追加していきました。
キャノピーに囲まれた有視界のコクピットだとしても情報表示用のモニターくらいは必要でしょうから、それっぽいものを作って取り付けたりしています。他に消化器っぽくタンクを付けたりも。こういうのは正解がありませんので、色々考えながらやるのが楽しいのです。
それからキャノピーを取り付けると下側に大きく隙間が空いてしまうため、ここの穴埋めもしていきます。ここも特に決まった設定があるわけではありませんので、自分で色々と考えながらプラ板とプラ棒を足していきました。
次にキャノピーにはめ込む透明プラ板の加工です。
最初に厚紙で型紙を作って、これをハメ込みながら様子を見ていきました。
最初は大きく削り込んで透明プラ板をはめ込む溝を作り込もうかとも思ったのですが、それをこのスケールでやると真ん中のプラパーツの強度が極端に落ちてしまうことが分かりましたので、削り込むのではなく裏側から接着できるようにのりしろを作る程度に抑えました。
で、それを元に透明プラ板を切ってはめ込んだのがこちらです。
透明プラ板の透明度が高すぎてよく見ないとガラスがあるのかないのか分かりにくい位です。そのくらい上手くはめ込めた、ということは大成功といえるのでしょう。
ただこれだと透明すぎる気もするので、少しスモークを入れるとか砂埃っぽい汚しを被せるかした方が良いかなとも思っています。まあ、それはまたあとで。
コックピット周りだけ塗装してしまいます。
本当は塗装は本体が出来てからまとめてやるべきなんでしょうが、やる気が抑えられなかったので先にコックピット周りだけ塗装してしまいました。
ベースをラッカーでエアブラシしておいてから、ファレホやエナメル塗料の筆塗りで塗り分けました。今回の陸戦は自衛隊戦車風の迷彩にするつもりなので、それも練習がてらやっています。
なにぶんサイズが小さいため、現在の自分の技術力と衰えつつある視力(苦笑)ではこの辺が限界でした。
パイロットフィギュアは全部筆塗りでやったのですが……キツかったですね。
今にして思えば無理に全部を筆塗りでやるより、エアブラシで黒立ち上げをしてから白色を軽く被せて下地をつくった後に、細かい部分だけエナメルで筆塗りした方が良かったんじゃないかと思います。
まあ実物は小さくて細かい筆ムラやはみ出しなんてほとんど分かりゃしないんですけどねぇ。