スタートレック: SNW・S4第4話「明暗の世界」あらすじや感想など
シーズン4 第4話「明暗の世界」”A Case of Chiaroscuro”のあらすじ
探査機アンジェロ1が故障し、クリンゴン領域内へと漂流してしまった。
秘密裏に回収する任務を受けたエンタープライズは、ウーナ副長指揮するシャトルを密かに侵入させ、無事アンジェロ1の軌道変更に成功する。
だが帰還しようとしたシャトルはクリンゴンのD7巡洋艦に遭遇してしまった。発見を避けるため、シャトルはやむを得ずマト・アー12号星へと身を隠すことにする。
マト・アー12号星は1940年代アメリカのような文化の惑星で、住民達はクリンゴン人に支配されていた。
都市へと潜り込んだウーナ副長達だったが、彼女のことを「ボス」と呼ぶ者達が現れる。どうやらウーナはこの街のマフィアのボス、ネヴェットとうり二つらしい。
一方、エンタープライズでは回収したアンジェロ1の点検を始めるが、データチップには何者かが細工した痕跡があった。疑念を抱いたラアンは調査を開始するものの・・・・・・
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は2122.4(2262年)
- 探査機が漂流したマト・アー星の近くは、赤外線黒体放射のせいで全てが白黒に見えてしまうとのこと
- 画面全体を白黒映像で展開するエピソードといえば、VOYシーズン5第12話「侵略されたホロデッキ」が有名ですね。他にもLDシーズン3第4話「機関部を休ませろ!」 や、PROシーズン1第17話「機械の中の幽霊」でも同様のシーンがありますが、これらは全てホロデッキによる白黒化でした
- コールはシリーズではおなじみのクリンゴン人です。TOSシーズン1第26話「クリンゴン帝国の侵略」で初登場、TASシーズン1第12話「魔のスペース・トライアングル」、DS9シーズン2第19話「血の誓い」、シーズン4第9話「カーレスの剣」、DS9シーズン7第7話「今一度あの勇姿を」で登場します
- コールがTOSに登場した際は優性ウイルスの影響で頭部の突起がなくなっていたのですが、今回は突起のある普通のクリンゴン人の外見です。優性ウイルスが発生したのは2154年、TOSに彼が登場するのは2267年です。これから5年の間に感染するのか、それともSNWのタイムラインではそもそも優性ウイルスが発生していないのか、それとも何か他に理由があるのかは、今のところ明確になっていません
- ネヴェットの表の顔はクリンゴンの協力者でしたが、実はレジスタンスのリーダーでした。しかしウーナは彼女の死体を発見します
- ウーナはネヴェットが進めていたレジスタンス計画を引き継ぎ、EMP爆発でクリンゴンの警備システムを無効化することに成功しました
- アンジェロ1のデータチップに細工をしていたのはチャペルでした。知人の医療船が無許可でクリンゴン領域に侵入してしまった記録を削除するのが目的でした
- クリンゴンが混乱している隙に、ウーナ達はシャトルで脱出しエンタープライズに帰還しました
今回の感想
要するにフィルムノワールをやりたかったというのがミエミエなわけですが、全体的にアイデア優先で詰めが甘いなぁという印象でした。
宇宙の彼方の異星の文化が昔のアメリカそっくり!とかは別にいいんですよ。そういうのは宇宙大作戦では日常茶飯事でしたし(苦笑)
わざとらしく白黒現象に科学的っぽい理屈を付けてるのもまあオッケー。ここまではまあいいです。
でもそこからウーナ副長がレジスタンスのリーダーにそっくり!までやっちゃうのは違和感あるんですよ。まあ、そっくりさん展開から始まるストーリーというのも否定はしないんだけど、フィルムノワールのために既に絵空事を重ねてるところにそういう偶然まで重ねると、さすがに白けてきちゃうのよねぇ。
特に、隠し部屋の生体認証をそっくりさんがあっさり突破しちゃうのには、そりゃ無いだろうと思いましたよ。今時の iPhone の顔認証の方がよっぽど厳しいですわよー(苦笑)
ウフーラの尋問も、あからさまに怪しいウフーラをあっさり釈放しちゃうからてっきり泳がせてるんだろうと思ってたら全然そんなことないしー。
D7巡洋艦ほどの宇宙戦闘艦がEMP程度で機能の8割を失うというのもないですよねぇ。
それでもストーリー展開そのものが面白ければまだよかったんですが、全体的に淡々としていて緊迫感も薄く、正直ちょっと寝落ちしそうになりました。サブエピソードのラアンの方も、もったいぶった割には大したオチじゃなかったですしねぇ。
ただラストの方の「人生は白か黒かじゃないんだ」って台詞だけは、オメーそれが言いたかっただけだろ!ってちょっと吹き出してしまいましたが(苦笑)
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