【30MM】エスポジットの頭部キャノピーパーツを複製します!
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エスポジットを作るよ(その2)
のんびりエスポジットを作っています。
エスポジットは戦闘機型に変形する可変型エグザマクスですが、戦闘機のイメージを重視するならやはりグレー系の塗装がしっくりするような気がします。
もしくは自衛隊機のような海洋迷彩もカッコイイのですが、海洋迷彩は以前空戦アルトでやったので(こちら)今回は別の塗装にしたいと考えています。
そこで色彩計画を練っていたのですが、そうすると一つ気になるポイントが出てきました。頭部のキャノピーパーツです。
βは青緑、αは青色で、今のところカラーバリエーションはこの2種類しかありません。他の色にしたい場合は透明性を犠牲にして塗りつぶすくらいしかありませんが、折角の透明を失うのはちょっと残念です。
そこで今回はこの透明パーツの複製をやってみることにしました。
今回使った材料
量産するわけではありませんし、今回の機体用に1個だけ作れればいいので、このような材料を用意しました。
- おゆプラ(おゆまるでもOK)
- 立体型取り材 →詳細はこちらにて
- UVレジン(ハード・クリアー)
すべて100円ショップのダイソーで購入しました。立体型取り材だけは少々入手が困難かもしれませんが、あとは普通に買える物です。合計330円(税込み)
「立体型取り材」は細かいディテールも結構拾える便利な型取り材なのですが、使い捨ての商品なのでまるで耐久性がありません。ただ今回のように1個だけ作りたいような時なら安価で便利なのです。
作業手順
まずこんな感じで、キャノピーパーツをおゆプラに埋めました。パーツの上に適当なボールジョイントパーツを乗せて湯口を作っています。
このキャノピーパーツは表側はあまり凹凸がなく型取りが簡単なのですが、内側の取り付けレールの方は割と細かいので、こちら側に型取り材を使ってしっかりディテールを拾おうという計画です。
紙コップに入れて、型取り材を流しました。先端部分にしっかりUVレジンを行き渡らせるために爪楊枝を刺して空気の抜け穴を作っておくことにしました。
横から見た断面図はこのようになります。
型が出来上がりましたので、早速UVレジンを流し込んでいきます。この型取り材で作った型は時間経過とともに水分が蒸発して縮んでいきますので、あまりのんびりしてはいられません。
湯煎をして温めたUVレジンを流し込み、UVライトをタップリあてて硬化させます。
型を外すと、爪楊枝で作った抜け穴の部分にもしっかりレジンが行き渡って固まっていました。これなら大丈夫でしょう。
出来ました
若干気泡が入っていますが、それはもう仕方ないです。
形状はほぼ申し分なく複製できました。バリなどを軽く整えるだけでちゃんと取り付け出来ましたよ!
と、この記事では簡単に複製できているように見えると思いますが、実は2回失敗してます(苦笑)
高価な素材を使っているわけではありませんし、おゆプラは温め直せば使い回しも出来ますのでそんなに苦労しているわけではないのですが、やはりこういう細かいパーツを綺麗に複製するのは難しいです。
まあ失敗も勉強のうちですし、楽しみのうちだとも思うんですけどね。