スタートレック・ヴォイジャー:S7第2話「セブンの涙」あらすじや感想など
シーズン7 第2話(通算148話)「セブンの涙」”Imperfection”のあらすじ
ボーグチャイルドのレビとエザンの故郷が見つかり、彼らを帰すことになった。メゾッティも引き取ってもらうことになり、艦に残るのはイチェブだけとなった。
子供達との別れが感情を揺さぶったせいか、セブンは涙を流すようになった。ドクターはセブンが感情を表に出すようになったと喜ぶ。
だが検査の結果、セブンの皮質ノードが機能不全を起こしていることが分かった。このままでは体内のナノプローブを統制できず、セブンは死んでしまうという危機的状況だった。
皮質ノードを手に入れるためジェインウエイ達はボーグ艦の残骸へと向かう。
残骸を漁る異星人とのいざこざはあったものの、どうにか皮質ノードを手に入れた。
だが死んだドローンの皮質ノードでは、どう試してもセブンを直すことは出来なかった。
セブンは死を覚悟するがイチェブは諦めずセブンを助ける方法を探る。そして彼は自分の皮質ノードを移植することを提案する。完全に同化されていなかったイチェブは皮質ノードを失っても生きられるのだ。
イチェブに危険が及ぶことを考えてセブンはこの治療を拒絶するが、イチェブは自ら皮質ノードを外して手術を行わざるを得なくしてしまう。
手術は困難だったが無事成功した。2人とも命に別状はなかった。
目を覚ましたイチェブを見て、セブンの目には大粒の涙が浮かぶのだった。
補足情報や感想など
- 前回大破したデルタ・フライヤーがしれっと復活していますが、再建造については次の話で言及されます。トムが結婚指輪をしている件も同様です。
宇宙歴で分かりますが、実は時系列がこの後の2話ほどと前後しているためなのです - 死を覚悟したセブンが生きる意味について考えるストーリーにもなっています。目新しい主張などはありませんが、セブンの成長が大変強く感じられますね
- セブンとイチェブの家族としての絆にも大きく焦点を当てており、イチェブの存在感がここで一気に大きくなりました。地味ですが良いお話です
- 今回の話でイチェブは皮質ノードを失っています。これが物凄く後になって(スタートレック:ピカードにて)関係してくるのですが……
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